えっ、フルモデルチェンジ版・スバル新型フォレスターにピックアップトラック?フェラーリ296GTB並みの価値を持つ日産スカイラインGT-R R34 V-Spec N1が競売に登場
(続き)日産スカイラインGT-R R34の価値は、今後も天井知らずで高騰しそう
続いて、海外オークションサイトBring A Trailerにて、超希少な日産スカイラインGT-R R34 V-Spec N1が出品され大きな話題となっています。
2024年より、前期型のスカイラインGT-R R34がアメリカの怪規制でお馴染みとなる「25年ルール」解禁となり、おそらく多くのBNR34がアメリカへと輸入され、更には日本に存在する個体が盗まれる危険性もあるわけですが、今回はその25年ルールの対象に含まれていない2000年モデル。
本モデルは、先代と比較するとわずかにフロントオーバーハングが短くなり、剛性が大幅に向上したハイパフォーマンスモデル。
GT-R本来の性能をを最大限に発揮できるように設計されており、ターボチャージャーの圧力やさまざまな温度に関するリアルタイムの測定値を表示する5.8インチLCD多機能ディスプレイを搭載するなど、その装備内容はまさにサーキット志向。
現存するのは僅かに38台のみ
そして今回、オークションに出品されているスカイラインGT-R R34 V-Spec N1は、世界で現存する台数は僅か38台のみとのことで、しかも「ホモロゲーションスペシャル」タイプのモデルとなるため、エアコンやオーディオ機器、リヤワイパーも搭載されていません。
スカイラインGT-R R34 V-Spec N1の特徴をチェックしていこう
出品情報を見ていくと、本モデル装備内容としては以下の通り。
◆調整可能な巨大リアウイング
◆ブラック塗装のアウターサイドミラー
◆キセノンヘッドライト
◆カスタムカラーマッチングのニスモスタイルサイドスカートエクステンション
◆19インチブリヂストン製ポテンザタイヤ
◆19インチNISMOアルミホイール(ブラック塗装)
◆BCレーシングの調整可能なコイルオーバーと、R35ビッグブレーキキット
◆ブレンボ製ゴールドブレーキキャリパー
インテリアはシンプルながらもスパルタン。
先述にもある通り、エアコンやナビ、オーディオ関係は搭載されていないため、可能な限りの軽量化が施されています。
装備内容としては以下の通り、高級感を与えるような装備内容ではないところが日産らしく思えるところ。
◆手動調整可能なスポーツシート
◆NISMOブランドのフロアマット
◆ウレタン巻きアームレストとハンドブレーキレバー
◆レッドコントラストステッチが施された革巻きステアリングホイール
◆交換用ニスモゲージクラスター
続いてパワートレインですが、排気量2.6L RB26DETT型直列6気筒ツインターボチャージャー付エンジンを搭載し、最高出力は日本独自の自主規制いっぱいとなる280ps/最大トルク353Nmを発揮するとのことですが、実際のところは300ps~350ps発揮していたのでは?との噂も。
走行距離は14万km超えながらも、最終落札価格は4,800万円超え!
走行距離については、画像だと見切れていますが、出品情報によれば143,410kmとそれなりに走り込まれていて、オーナーも日本人を中心に複数の取引があったとのことですが、どのような経緯で海外に出品されたのかは不明。
最後に気になる落札価格ですが、2024年2月1日にオークションが終了し、最終落札価格は325,000ドル(日本円に換算して約4,820万円)。
フェラーリの最新モデルとなる296GTBが新車にて購入できる金額ですが、25年ルールが解禁となっている今、BNR34の取引額は今後更に高騰する可能性が高そうです。
1ページ目:スバル新型フォレスターのピックアップトラックが登場?
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Reference:BringATrailer