遂に新型ノートオーラが2024年6月にマイナーチェンジ!エルグランド(E52)も春頃に一部改良&値上げ…日産が2024年2月「2回目」となる最新工場出荷目途一覧を更新!

2024年はMC版・新型ノート/ノートオーラがどこまで販売台数を伸ばすかに注目したい

日産が定期的に更新している、既存ラインナップモデルの工場出荷目途ですが、今回は2024年2月「2回目」となる最新工場出荷目途一覧が更新されています。

2024年の日産は、マイナーチェンジ版・新型ノートe-POWER(Nissan New Note e-POWER, E13)の発売に始まり、その後は3ナンバープレミアムコンパクトカーのノートオーラ(New Note Aura)が初のマイナーチェンジを実施する予定です。

日産にとって、これら2車種は稼ぎ頭になっていて、2023年1月~12月の通年となる普通乗用車新車販売・登録台数ランキングにおいては、全体の4位で102,508台を売り上げるほどの人気っぷりでした(ノート/ノートオーラの2台を合わせての台数)。

今回のマイナーチェンジにより、販売台数を伸ばすことになるのか、それともデザイン変更による賛否の分かれで販売台数を落とすことになるのか、この点は注目したいところです。


遂にノートオーラが2024年6月にマイナーチェンジ予定!

まずは、2021年8月に発売されて2年半が経過した新型ノートオーラ(Nissan New Note Aura)ですが、遂に本モデルが2024年6月にマイナーチェンジを実施する予定となっています。

既に日産ディーラーにも、メーカーの方から通達が届いているとのことで、主なトピックスはフロントマスクの変更。

これまで登場してきた、新型セレナ(New Serena, C28)やマイナーチェンジ版・新型ノートe-POWER(New Note e-POWER, E13)等と同じデジタルVモーショングリルが採用される予定で、より先進的でクリーンな顔つきにアップデートされるとのこと。

こちらが、2024年1月末より発売されたマイナーチェンジ版・新型ノートe-POWERのフロントマスクですが、デジタルVモーショングリルに変更されるだけでなく、フロントのグリルパターンは、組子調グリルから水平基調&ボディ同色(もしくはダークシルバー)に変更され、ホンダ新型ヴェゼル(Honda New Vezel)のようなインテグレーテッド風に変更されました。

中々に個性的な顔つきに変更されたノートe-POWERですが、女性ウケを狙った顔つきだからなのか、マイナーチェンジ前に比べると受注の勢いは落ち着いているとのこと。

そのため、売れ行きが好調なノートオーラがマイナーチェンジして、ノートe-POWERと同じデジタルVモーション化することで、デザインの賛否が大きく分かれると、これまでの人気が落ち込むのではないか?といった懸念もあるようです。

エルグランド(E52)は、法規対応の絡みで2024年春頃に一部改良版として発売予定!

続いては、日産のフラッグシップミニバンでお馴染みとなるエルグランド(Elgrand, E52)。

2024年2月時点で、本モデルは受注受付けを停止していますが、その理由としては法規対応の関係で2024年春頃に一部改良するから。

主な改良内容としては、ディーラーオプション扱いとなっているバックビューカメラを標準装備化することに加え、材料費+物流費の高騰による車両本体価格の値上げが予定されています。

既に2023年モデルで20万円近くの価格改訂(という名の値上げ)が行われたため、2024年モデルの値上げは最小限になるのでは?との噂もありますが、物価高の影響によっては、同じように20万円近くの値上げも考えられるかもしれませんね。

2ページ目:遂に新型エクストレイルe-POWER(T33)の納期が2か月程度に大幅短縮!