ECOモードでも燃費ヤバいな…フルモデルチェンジ版・トヨタ新型アルファード(40系)で再び高速道路+下道の往復約110km走行!何と区間燃費で「18km/L」を記録

(続き)トヨタ新型アルファードにて、ECOモードで往復約110km走らせたときの平均燃費をチェック

引き続き、トヨタ新型アルファードをECOモードにして往復 約110km走らせたときの平均燃費を見ていきましょう。

高速巡航時の回転数は2,000rpmを超えることはほとんどない

タッチトレーサーのことでネガティブな意見ばかりを殴り書きしてしまいましたが、一方で走りの面ではレベルが高く、高速道路での高速巡航時は、よっぽどのアクセルべた踏みで加速しない限りは、基本的に2,000rpmを超えるようなことはなく、概ね1,500rpm付近を行き来するような低回転域で速度を維持してくれるので、燃費も安定的。

往復 約110km走らせての区間平均燃費は?

ここからは、下道+高速道路の往復約110km走らせての平均燃費を見ていきましょう。

上の画像は、トヨタオーナーズアプリにあるマイカーログから抽出したものになります。

[往路]
走行距離:58km
運転時間:58分
平均速度:59.8km/h
平均燃費:12.8km/L

[復路]
走行距離:57km
運転時間:57分
平均速度:59.6km/h
平均燃費:17.6km/L


[往復]
走行距離:115km
運転時間:1時間56分
平均速度:59.7km/h
平均燃費:14.8km/L

以上の通り、ECOモードで走らせての往復燃費は14.8km/Lと中々に優秀で、NORMALモードとほとんどそん色ないレベルですが、それでもNORMALモードの方が「15.1km/L」と優秀。

ちなみに往路は上りメインで、復路は下りメインのため、どうしても燃費の差が大きく出てしまうのですが、下りメインといえどノンハイブリッドモデルで18km/L近い燃費性能をたたき出すのは驚き。


トヨタのマイカーログ機能は、ちょっとした”罠”がある

なお燃費情報も、エンジンOFFした際にメーター上に記録として表示されるのですが、こちらでは復路の平均燃費が18.0km/Lと表示されているのが確認できます。

なぜマイカーログとこれだけの乖離があるのか?というと、先程のマイカーログの復路の到着時間が12時34分に対し、上の画像のメーター上は12時32分であることが確認できます。

実はこのあと、約2分ほどアイドリングした状態で色々と撮影をしていたため、約2分ぶんの燃費(0km/L)もマイカーログに反映されているんですね。

トヨタのマイカーログの場合、エンジンを切って5分以内にエンジンをかけてしまうと、エンジンを切る前の燃費記録と合算されてしまうことがあるため、細かな燃費情報を確認したい場合は、最低5分は間隔を空けた方が良いかと思われます(先程のマイカーログにもある通り、往路と復路で6分の間隔を空けている)。

そしてこちらが、先程の往復約110km走行含めての平均燃費になりますが、排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するガソリンモデルで「13.5km/L」は十分優秀。

前回の給油後のTrip Aメーターが364.6kmに対し、航続可能距離が361kmなので、このままの燃費を維持していれば無給油720kmは走行可能というころになりそうですね。

1ページ目:新型アルファードで使い勝手が悪い(危険)と感じる部分も?

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