日産の新型セレナe-POWER LUXION(C28)が納車されて10か月が経過!「絶対に押し間違える」と批判されていたスイッチ式シフトの使い勝手は?

早いもので、私のセレナ(C28)も納車されて10か月が経過

2023年4月に私に納車されて10か月以上が経過した、日産のフルモデルチェンジ版・新型セレナe-POWERルキシオン(Nissan New Serena e-POWER LUXION, C28)[2WD]。

これまで何度かバッテリー上がりで頭を悩ませていましたが、現在はバッテリーも復旧し、日産メーカーから配信された改善プログラムで様子見している状態です。

ちなみに改善プログラムに更新してから1週間以上が経過していますが、今のところ車を使用しない期間を設けず、毎日エンジンを始動して10km~20kmは走らせるようにしていますが、特にバッテリー上がりなどは発生していません。

そして今回は、本モデルが納車されて10か月経過してのインプレッションに加え、何かと批判されていた「スイッチ式シフト」についてもチェックしていきたいと思います。


納車されて10か月…何かと批判されていたスイッチ式シフトの使い勝手は?

まずは納車されて10か月が経過して、個人的に最も気になっていたのがスイッチ式シフトの使い勝手について。

エアコンのタッチパネルの右下に設けられた水平に並べられたスイッチ式シフトですが、本モデルが発表された当初は、「こんなの絶対に押し間違える」「ドライブやリバースを押すときにわざわざ配置を確認しないといけないのは不便で危険すぎる」といった批判が相次ぎました。

確かにファーストインプレッションでは、セレナ(C28)に限らず、ホンダ新型ステップワゴン(Honda New STEPWGN)やZR-Vのハイブリッドe:HEVのスイッチ式シフトも批判されましたし、SNSでは「同時に2つ押してしまうというリスクは考えなかったのか?」といったコメントも多数見受けられました。

実際にセレナ(C28)を10か月所有し、普段使いから家族旅行・長距離移動といった幅広いシーンで使ってみましたが、現時点では「押し間違い」といったことは無く、ドライブ(D)やリバース(R)、パーキング(P)などに切り替えるときには、必ずそのスイッチを見て押すようにしているため、どちらかというと「押し間違い」は未然に防げているという印象。

特にリバース(R)スイッチは、フラットな面ではなく盛り上がりがあるため、軽くスイッチの面に触れるだけで把握することができ、スイッチの配置を把握していれば、必然的に左側にはパーキング(P)、一方で右側には、咄嗟の押し間違いと急発進を避けるためにニュートラル(N)を配置し、その右隣にドライブ(D)スイッチを配置するなど、実は使う人のことを考えた配置に。

”使い慣れない”ことが、かえって押し間違いや事故を未然に防いでいるのかも

これは、あくまでも私が思った印象でもあるため、もしかすると日産の思想と全く異なる可能性もありますが、少なからず10か月以上所有して、セレナ(C28)のスイッチ式シフトが「危険」だったり「使い勝手が悪い」とは思わなかったですし、良い意味で”使い慣れない”のも未然の事故防止につながって良いのかもしれません。

2ページ目:新型セレナ(C28)用に購入した「あのディーラーオプション」はもう使っていない?