これまた凄いお宝が出てきたな…走行距離僅か「400km」のレクサスLFAが競売に出品!レッド&ベージュのエレガント仕様で1億円超えは確実
(続き)競売に出品されたパールレッドのレクサスLFAを見ていこう
引き続き、パールレッドに塗装されたレクサスLFAの出品情報を見ていきましょう。
改めてLFAの新車販売価格は「破格」だったことがわかる
オークションサイトの出品情報を見ていくと、本モデルの新車販売価格が375,000ドル(日本円に換算して約5,680万円)で、オプション費用は12,500ドル(日本円に換算して約189万円)、諸費用やその他税金なども含めると総額は393,600ドル(日本円に換算して約5,960万円)。
直近のLFAの中古車相場やオークション相場では、優に1億円を超えているだけに、改めてLFAの新車販売価格を見ると、約12年で2倍以上もプレミア価値が付いていることに驚かされます(しかもLFAの製造原価は約1億円とされ、採算度外視の特別モデルだとか…)。
前述にもある通り、このモデルは左ハンドル仕様ということで、アメリカ・テキサスのオーナーに納車され、カーカバーやその他アクセサリー、スペアキー、CarFaxレポート、カーボンファイバー製ラゲッジ2個、そしてLFAブランドのダッフルバッグも付属品となっているようです。
LFAのパワートレインは、現代のレクサス/トヨタでは絶滅危惧種とされる排気量4.8L V型10気筒自然吸気エンジンを搭載し、ヤマハとの共同開発によって特殊且つ官能的なエキゾーストサウンドを提供しています。
タイヤ銘柄は、ブリヂストン製ポテンザS001(Bridgestone Potenza S001)を装着していますが、タイヤ製造年が2011年になるため、タイヤの硬化や劣化なども考えられ、本来のグリップ力は得られない可能性も考えられます。
内装はエレガントなベージュ本革!
続いてインテリアも見ていきましょう。
スポーティなパールレッドに対して、内装カラーは何とも珍しいベージュ系の本革シート。
しかもフロアカーペットはライトブラウンに設定されたエレガント仕様。
シートベルトはシンプルにもブラックですが、パールレッドとの相性は良く、日本ではまず見かけることのない海外向けらしいセットではないかと思います。
そしてこのドアの厚み…モータージャーナリストの間でもLFAの剛性は非常に高いと評されていますが、それ以上にドア自体の重みもどれ程のものなのかが気になる所。
サイドシルも分厚く、サテンブラック(もしくはドライカーボン?)のスカッフプレートとベージュの本革表皮との組み合わせも良き。
内装の汚れは全く無く、前オーナーもキレイに保管していたのだと思われますが、ここまで美しく維持するだけでも相当な費用が発生しているのではないかと思います。
気になるLFAの入札額はいくら?
そして最後に気になるのが予想落札額。
2024年3月29日時点では、1日残しで751,000ドル(日本円に換算して約1.1億円)と既に1億円超え。
おそらくは残り数時間で、更に1,000万円~2,000万円ほど高くなると予想され、最終的には約1.3億円ほどにまで跳ね上がるのではないかと予想されますが、改めて見るとLFAは高嶺の花になってしまったようです。
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Reference:BringATrailer, CARSCOOPS