ホンダ新型シビックタイプR(FL5)が納車されて2か月が経過!何かと問合せの多い「盗難対策」は?そもそもどこから「対策しているのか?」を考えてみる

2024-04-10

(続き)盗難対象の筆頭ともいえるランクル300やLX600の盗難対策はどうなっている?

引き続き、私が他に所有する愛車の盗難対策について見ていきましょう。

トヨタ新型ランドクルーザー300の盗難対策は?

そして、ここからがある意味で本題ともいえるトヨタ新型ランドクルーザー300の盗難対策について。

私のランクル300では、社外品となるシステムセキュリティ・イグラアラーム(IGLA Alarm)を装着していて、施工業者での工賃含めると477,400円(税込み)とかなり高額。

このシステムセキュリティについては、以下の機能が備わっているため、CANインベーダーやリレーアタック等によるキーロックの解錠やエンジン始動を許さない機能が充実しているため、こういったモデルに関しては「盗難対策を施している」と言えるとは思います。

IGLA ALARMはIGLA2にカーアラーム機能が追加されたデジタルカーセキュリティです。

CAN-BUS信号からカーアラーム機能に必要な各ドア、トランク、ボンネット、イグニッションを監視。さらにモーションセンサー・衝撃センサー・傾斜センサーを標準装備し万一の場合はサイレンを鳴らします。

IGLAによるエンジンブロック機能で自走での盗難を不可能にします。

本体は業界最小(キャンプラス調べ)で車内、車外問わずあらゆる場所に設置する事が出来る為本体を発見させる事は困難です。

車両の配線を"切断"する事なくデジタル通信により完全に融合する為、確実な作動と車両にダメージを一切与えません。

IGLA ALARMは次世代の新たなカーセキュリティを実現します。

via:AUTHORALARM

レクサス新型LX600の盗難対策は?

そしてこちらも盗難対象の筆頭ともいえるレクサス新型LX600ですが、こちらはランクル300とは異なり、パンテーラ製のシステムセキュリティLX600専用プラチナパッケージを装着。

このシステムセキュリティを施工して頂いた業者さんによると、スタンドアローンのセキュリティーとしては、最高性能を実現したパッケージとのことで、その金額は工賃込みで503,800円(税込み)と、これまた高額。

◇パンテーラ Z706(バックアップサイレン、トリプルセンサ、傾斜センサ、マイクロ波センサ、IRセンサ標準付属)

◇ナンバープレートロック

◇CANインベーダー対策トラップ

◇室内サイレン

◇バックアップバッテリーシステム

◇ヘッドライトコンフォート

◇キーレスファントム2(リレーアタック対応キーフリー連動)

◇パンテーラ用シリコンリモコンケース(黒)

内容としては以上の通りとなり、誰かが車内をのぞき込むだけでもアラームが鳴るようなガッチガチのセキュリティになっているため(しかもリモートスイッチにもその都度連絡が来る)、ある意味で管理する側も大変。

ちなみに、こうしたシステムセキュリティの相談や施工依頼、見積もりなどは「どこを調べたら良いの?」と不安になる方も多いと思いますので、メジャーどころとなるプロテクタグループさんや、ヴァイブスさんなどがあるので、一度相談していただくことをおススメします。

上記のシステムセキュリティは最上級のグレードになるため、どうしても金額は張ってしまいますが、グレードによっては10万円~20万円のものもありますし、駐車環境や予算などに応じて判断していただく必要がありそうです。

システムセキュリティを導入しているから「盗まれない」というわけではない

以上の通りとなりますが、上記はあくまでも「盗難対策」にまつわる話であって、必ずしもシステムセキュリティを導入しているから「盗まれない」という考えは危険。

盗まれる危険性も十分にありますし、そういったノウハウを窃盗集団が独自に入手している恐れだってありますから「いたちごっこ」になっている部分はあるかと思います。

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