新型シビックタイプR(FL5)のカーボンリヤウィングはイタリア製ではなくなる模様。ホンダが2024年4月「3回目」となる最新工場出荷目途一覧を更新

ちなみに新型シビックタイプR(FL5)の納期自体、少しずつ短縮傾向にあるようだ

2022年9月に発表・発売されて1年半以上が経過した、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)。

本モデルが発売されて僅か4か月ほどで受注一旦停止となり、全国のバックオーダー数は2万台以上となり、2024年4月時点での日本国内向けの生産台数は、ようやく折り返し地点となる1万台を突破しました。

ちなみにシビックタイプR(FL5)の納期に関しては、受注停止直前となる2023年1月中旬に購入・注文した場合、2025年下期(2025年10月~2026年3月下旬)を予定しているとのことですが、全体的に1か月~2か月ほど納期が短縮されているそうです。


受注停止前に受け付けていたカーボンパーツは、2025年11月までに納品予定

ようやく1万台以上の個体がユーザー向けに納車されているシビックタイプR(FL5)ですが、続いては受注停止となっているカーボンパーツについて見ていきましょう。

2023年9月に受注停止となってしまったシビックタイプR(New Civic Type R, FL5)専用のカーボンテールゲートスポイラーについて。

前回のブログにて、「納期最大8年(2031年)」と言われていたカーボンテールゲートスポイラーが6年ほど短縮されることになり、どんなに遅くとも一番最後に注文した分に関しては、2025年11月頃に納品されることをお伝えしました。

既にホンダディーラーにも配信されており、以下のスケジュールにて順次納品される予定です。

【新型シビックタイプR(FL5)専用カーボンファイバー製リヤスポイラーの納期一覧】

2022年10月発注組:2024年3月~2024年4月

2022年11月発注組:2024年4月~2024年8月

2022年12月発注組:2024年8月~2024年12月

2023年1月発注組:2024年12月~2025年3月

2023年2月発注組:2025年3月~2025年4月

2023年3月発注組:2025年4月~2025年5月

2023年4月~5月発注組:2025年5月~2025年6月

2023年6月発注組:2025年6月~2025年7月

2023年7月発注組:2025年7月~2025年11月

これからの納品予定のカーボンテールゲートスポイラーは「イタリア製」ではなくなる

ちなみにこのカーボンテールゲートスポイラーですが、元々はイタリアにて製造されていたものの、水害などで被災した関係で製造が困難となり、イタリア以外での製造に切り替わったとのこと。

切り替え後の製造元は今のところ不明ですが、価格帯や品質等は特に変わらないとのことですが、一度は実物を拝見してみないと何とも言えないところだと思います。

なお、ホンダ公式ディーラーオプションの「カーボンインテリアパネル・センターコンソールパネル部」や「カーボンインテリアパネル・ドアパネル」の2種類に関しても、2024年4月でバックオーダー分の納品が完了するとのこと。

2ページ目:2024年4月「3回目」となるホンダの工場出荷目途は、どのように変化した?