日産の新型フェアレディZ(RZ34)が納車されて15か月が経過!発売されて約2年が経過するも公道で見かけることもなく、本当に納車されてるの?

(続き)日産の新型フェアレディZ(RZ34)が納車されて15か月経過してのインプレッション

引き続き、日産の新型フェアレディZ(RZ34)が納車されて15か月経過してのインプレッション内容を見ていきましょう。

結局のところ、フェアレディZ(RZ34)が生産できていない理由って何?

なお出先では、日産の新型フェアレディZ(RZ34)を見かけない代わりに、ホンダ新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)や先代FK8、トヨタGRスープラ(Toyota New GR Supra)/GR86、スバルBRZ/WRX STI、マツダNDロードスターは頻繁的に見かけましたが、本来であれば、このなかにRZ34が含まれていてもおかしくないところ。

変に希少性だけが高くなり、公道で見かけるよりもカーセンサーで見かけることの方が多いのも「どうなん?」と思う所ですが、結局のところ、この車が全く生産できていない”本当の理由”が知りたいところ。

半導体不足や部品不足は解消しているとのことですし、一時期話題になった塗装工程問題も解決しているとのことですから、それ以外で別の問題があるのか、それとも日産が国内向けを優先的に作りたくない「特別な理由」があるのか、少なからず納車を今か今かと長く待ち続けているユーザーには、説明責任を果たさなければならないのでは?と思う所です。


フェアレディZ(RZ34)の高速燃費は相変わらずバケモノ

納車後15か月のインプレッションをお届けしなければならないのに、「納車されていない」という不満を吐くだけの内容になってしまいましたが、先日所用で往復したときの区間燃費を見ていきたいと思います。

ちなみにこの日は日帰りの弾丸ツアーで、往路到着後に満タン給油して燃費情報をリセットしていますが、Nissan CONNECTアプリ上では往復474km走らせての区間燃費は「17.1km/L」。

走行モードは高速道路区間(約450kmほど?)のみSPORTモードで、それ以外の一般道はSTANDARDモードに設定しています。

STANDARDモードだと、停車からのスタート時に過給圧を抑えている印象で、いわゆる燃費を重視するためのプログラムにセッティングされているのだと思いますが、高速道路だと渋滞が無い限りはストップ&ゴーはないため、とりあえずSPORTモードに切り替えてほぼクルーズコントロール走行。

その結果として、このようなエコな燃費性能になっているわけですが…

復路だけの区間燃費は17.4km/L…ホンダ新型WR-Vよりも良いじゃないか!

こちらが復路走行後の給油後平均燃費。

燃費性能は「17.4km/L」と今まででトップクラスで向上していて、平均速度も74km/hなので、そのほとんどが高速道路であり、一般道含めてストップ&ゴーもほぼ無し。

走行距離250.7kmに対して、航続可能距離が801kmもあるため、仮にこのままの燃費を維持すれば1,000km走行は可能だと思いますが、近々下道メインでの移動もあるため、さすがに実現は難しそう。

とはいえ、ノンハイブリッドでV6ツインターボエンジンを搭載するRZ34で、ここまで長距離を走れるのは「実際に購入して乗る」からこそわかることであり、そこまでガソリンを消費していないのも、良い意味での裏切りだと思います。

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