えっ、新型ISがマイナーチェンジでLBX顔になる?LX600もそろそろ受注再開?レクサスが2024年5月「3回目」となる最新工場出荷目途を更新

レクサスの工場出荷もようやく落ち着きを見せているが、LX600はまだ読めない部分がある

レクサスが毎週更新している、既存ラインナップの工場出荷目途。

今回は、2024年5月24日時点での最新工場出荷目途一覧が更新されているのでチェックしていきましょう。

この他にも、レクサスのロングセラーモデルでもあるISが、いよいよ2025年に向けてマイナーチェンジを実施する可能性があるとのことですが、果たしてどのような顔つきになるのか?パワートレインは何が残り、何が廃止されると考えられるのか見ていきましょう。


レクサスISがマイナーチェンジでLBX顔になる?

まずはレクサスのコンパクトスポーツセダンでお馴染みとなるISから見ていきましょう。

2020年にビッグマイナーチェンジが実施されたことで、アグレッシブなフロント・リアデザインへと変更された新型IS。

その後は一部改良を繰り返すことにより商品力を向上させ、特別仕様車のナンバリング、更に排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載するIS500 F SPORT Performanceが追加ラインナップされました。

そんなISですが、2025年頃を目途に「エクステリアを中心」としたマイナーチェンジが実施される予定で、フロントグリルが新型LBXのようなユニファイドスピンドルに近いデザインを採用する可能性があるとのこと。

これは国内自動車情報誌マガジンXさんの報道によるともので、フロントグリル全てがLBXから借用されるわけではなく、どうやらフロントアッパー部分のヘッドライトを縁取る水平基調のメタルガーニッシュを、新型ISに移植することで、「ユニファイドスピンドル風」に仕上げるのだとか。

これが本当なのかどうかは不明ですが、ISならではのワイドなスピンドルグリルが廃止されるということになり、これまでのレクサスの伝統であり、ユニークな特徴が失われる可能性があるのは極めて残念なことだと思います。

一方でリアデザインは、センター直結式の一文字テールランプはそのままに、リアウィンカーもLEDではなく豆球を継続。

更に、上の画像はあくまでもイメージですが、リアエンドの”L”字マークエンブレムが廃止となり、”LEXUS”のレタリングバッジが貼付されるとのこと。

IS300とIS350はディスコン?

続いてパワートレインについてですが、こちらもマガジンXさんの報道によると、排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンを搭載するIS300と、排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジンを搭載するIS350の2種類が廃止とのこと。

一方でハイブリッドシステムを採用する、排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+デュアルモーターを組み合わせたIS300hが継続的に販売され、なぜか最も環境に宜しくないIS500 F SPORT Performanceは、”特例”として継続販売されるとか…

ちなみにこのモデル、既に欧州やオセアニア、中国などでは販売を終了しているものの、アメリカや日本では販売を継続しており、受注停止の予定は特に無し。

おそらく2024年秋頃には一部改良版として商品改良が実施されるものと予想されますが、2024年モデルでは、まだユニファイドスピンドルが採用されるのではなく、デザインを維持しつつ法規制対応の向上やボディカラーの見直し(ソニックカッパー追加?)、特別仕様車の追加に留まるのではないかと考えられます。

2ページ目:長らく受注停止になっている新型LX600も、そろそろ受注再開になりそう?