フルモデルチェンジ版・新型トライトンの2024年内納車は不可能?そろそろデリカミニも一部改良へ…三菱が2024年5月30日時点での最新工場出荷目途を更新
約1か月振りの更新となる三菱の工場出荷目途
三菱が定期的に更新している、既存ラインナップモデルを対象とした工場出荷目途。
今回は、約1か月ぶりとなる2024年5月30日時点での最新工場出荷目途が更新されています。
ただその前に、フルモデルチェンジ版・新型トライトン(Mitsubishi New Triton)の納期情報やデリカミニ(New Delica Mini)の一部改良情報、2024年5月27日に発売された一部改良版・新型ミニキャブ・トラック(Minicab Truck)に関する情報をチェックしていきましょう。
新型トライトンの受注は好調!既に2024年内の納車は難しいようだ
まずは、2024年2月に発売されて3か月以上が経過した、三菱のフルモデルチェンジ版・新型トライトン(Mitsubishi New Triton)。
トライトンはタイ生産になるため、月産台数が限られている上に、各販売エリアによって振り分け台数が決まっている関係で納期もバラバラ。
ちなみに私がお世話になっている三菱ディーラーでは、販売エリアが田舎ということもあって、旧世代トライトンやトヨタ・ハイラックス(Toyota Hilux)からの乗り換え需要が多いことから受注は好調とのこと。
そのため、2024年6月初旬の時点で購入・注文した場合、納期は2025年1月以降になっていることが判明しています。
2024年6月にはデリカミニが初の一部改良へ
続いて、2024年6月に新型デリカミニ(New Delica Mini)が初の一部改良予定となっています。
今回の一部改良では、法規対応によるバックガイドモニターの義務化、セキュリティ強化(サイバーセキュリティとソフトウェアアップデート)、そしてボディカラーの見直しが行われる予定です。
価格帯としては、現行モデルから4~5万程の価格アップになるとのことで、材料費+物流費高騰分を考慮すると妥当な値上げかもしれませんね。
ミニキャブトラックが2024年5月27日に一部改良!
続いて、2024年5月27日に一部改良版・新型ミニキャブトラックが発表・発売されました。
今回の一部改良は、以下の通りとなっています。
◇各グレードの5MT車にオートストップ&ゴー(AS&G)を追加し、燃費をWLTCモードで最大約3%向上
◇全グレードにリヤパーキングセンサー、およびメーター内のリヤパーキングセンサー表示灯を標準装備し、安全性を向上
◇Gグレード/みのりグレードの上位グレード2つに標準装備の後方誤発進抑制機能に、ブレーキ機能を追加。後方誤発進抑制機能作動中に、障害物衝突のおそれがあるとシステムが判断した場合、ブレーキ制御が作動して誤操作による衝突回避、衝突被害軽減に貢献
◇最上位グレードGにLEDヘッドライト、電動格納式リモコンドアミラーを採用するなど利便性を向上し、新色となる「クールカーキパールメタリック」を追加
◇Mグレード/みのりグレードに、キーレスエントリーシステムやパワードアロック、パワーウインドウを標準装備
最後に、気になるグレード別価格帯をチェックしていきましょう。
◇Mグレード(5MT):[2WD]1,103,300円/[4WD]1,255,100円
◇Mグレード(4AT):[2WD]1,180,300円/[4WD]1,332,100円
◇みのりグレード(5MT):[4WD]1,357,400円
◇みのりグレード(4AT):[4WD]1,434,400円
◇Gグレード(5MT):[4WD]1,513,600円
◇Gグレード(4AT):[4WD]1,590,600円