僅か6年間で「140万km以上」走らせたトヨタ・タンドラオーナーが凄すぎた!月平均で約20,000km、ガソリン代は最低2,300万円以上、故障やトラブルは特に無し

改めてトヨタは、信頼性や品質、耐久性などで高いレベルを維持している

2024年6月3日、国土交通省の公式プレスリリースより、トヨタ/ホンダ/マツダ/スズキ/ヤマハ発動機の5社に対して、型式指定における不正行為があったと公表しました。

ただ、その多くが試験条件よりも「更に厳しい条件」で評価を行ったため、「より厳しい条件=試験条件と異なる内容で評価」したことが”不正行為”と判断されため、一部の評価を除いて悪意をもって行われたものではありませんでした。

ただその一方で、アメリカ市場向けとして販売されたトヨタ・タンドラが、僅か6年という短い期間でとんでもない距離を走り、トヨタの品質・信頼性・耐久性の高さが改めて証明されています。


6年間で走行距離140万km…長距離トラックドライバー並みの過走行タンドラ

アメリカ市場では最大勢力ともいえるピックアップトラック。

道幅の広いアメリカの公道では、長距離移動用としてトラックを活用するユーザーも多いとのことですが、その中で注目されているのが、2019年式となるトヨタ・タンドラを所有するオーナー。

これはアメリカの大手掲示板サイトRedditにて投稿されたものからの引用になりますが、「新車で納車されたときのエンジンはそのままに、約6年で走行距離1,400,000km以上走らせた」として話題になっています。

厳密には、6年間での走行距離が878,987マイル(1,414,592km)で、インフォテイメントシステムに表示されているODOメーター付で更に信憑性が増しています。

改めて投稿された画像を見ていくと、確かに走行距離が878,987マイル(1,414,592km)と表示されているのが確認できますね。

この画像を投稿したタンドラオーナーの情報によると、「このタンドラは、トヨタ販売店で定期的に整備されています」と記載し、2018年4月に納車されてから丁度6年が経過し、これといった不具合や故障などは無く、エンジンも載せ替えることなく健在なのだそう。

ただ、ギアボックスは805,000kmで一度交換しているそうで、その他の消耗品となるタイヤやベアリング類、エンジンオイル関係も定期的に交換しているそうですが、具体的な交換費用などは明らかになっていません(おそらくとんでもない維持費がかかっている)。

月辺りの走行距離は約2万km!毎日約600km以上走らせている計算に

なお、これだけの走行距離ともなれば、月あたりの平均走行距離は19,377km(約12,040マイル)、1週間あたりで4,506km(約2,800マイル)、更に刻んでいくと毎日644km(約400マイル)走行する計算に。

つまり、毎日「東京駅~秋田駅」の区間以上を走行している計算になるわけで、これだけの距離を走り続けるということは、おそらくは運送絡みの仕事車として活用しているのではないかと考えられます。

そして、個人的に一番の驚きは、毎日644kmというとんでもない距離を走らせているのに、一度も事故せずに走り抜けているということ。

おそらくドライバーも長距離移動に慣れているのだと思いますが、一体どのタイミングで休んでいるのかも気になるところです。

ガソリン代だけで約2,300万円!こんなん破産するわ!

ちなみにこのモデル、パワートレインは排気量5.7L V型8気筒自然吸気エンジン+i-FORCE MAXを搭載するとのことで、カタログ燃費だと市街地で5.5km/L、高速道路だと7.7km/L、総合平均燃費は6.4km/L。

1日の走行距離から考えると、概ね高速道路を活用しての走行だと考えられ、1ガロン(約3.79L)あたりの燃料代が3.03ドル(日本円に換算して約475円)と仮定して、6年間での燃料代は150,803ドル(日本円に換算して2,364万円)という計算になり、年間のガソリン代だけで約400万円も消費していることに。

改めて、このタンドラは仕事用として活用しないと、維持費という面ではかなり大変な車であることがわかります。

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