トヨタ新型ハリアーにリコール!ガラスが脱落する恐れ…更に新型ノア/ヴォクシー/クラウンやレクサスNXに”シレッ”とサービスキャンペーン
ハリアーのガラスが脱落する恐れ有り
2024年6月14日、トヨタ新型ノア/ヴォクシー/クラウンなどの25車種・全235,077台に、パノラミックビューモニター[PVM] or バックガイドカメラの大量リコールが届け出され大きな話題となりました。
これに加えて、そこまで大きな話題にはなっていませんでしたが、”シレッ”ともう一つ届け出されたのが新型ハリアーの不具合。
不具合内容としては、前面および後面ガラスにおいて、接着工程の管理が不適切なため、接着が不十分なものがあるとのこと。
そのため、そのままの状態で使用を続けると車両振動等により接着が剥がれて車室内へ水が浸入し、最悪の場合、ガラスが脱落するおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は起きておらず、社内からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数][ハリアー]
・6BA-MXUA80/MXUA80-0111923~MXUA80-0111962/令和 6年 2月 2日~令和 6年 2月 3日/6台・6BA-MXUA85/MXUA85-0016357/令和 6年 2月 3日/1台
・6AA-AXUH80/AXUH80-0087547~AXUH80-0087564/令和 6年 2月 2日~令和 6年 2月 3日/6台
・6AA-AXUH85/AXUH85-0033954/令和 6年 2月 2日/1台
改善措置としては、全車両、当該ガラスを新品に交換するリコール作業を実施するとのことです。
自身が所有する車がリコールに該当しているか否かをチェックする方法は?
今回のリコールについて、自身が所有している車が不具合等の対象になっているかどうかを確認する方法として、上の画像の車検証の車台番号記載場所をチェックし、「トヨタのリコール等情報対象検索サイト」にてアクセスし、その車台番号を入力することで確認可能です。
レクサス新型NXにプログラム修正のサービスキャンペーン
続いて、レクサス新型NX250/NX350/NX350h/NX450h+の4車種にサービスキャンペーン。
不具合内容としては、衝突回避支援システムにおいて、前方カメラECUのプログラム検証が不十分だったため、ECUに保存する情報を正しく記録できない場合がありますとのこと。
そのため、始動時に警告灯が点灯するとともに警告メッセージが表示され、衝突被害軽減ブレーキ等の運転支援機能が起動しないおそれがあるとしてサービスキャンペーンが届け出されています。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は起きておらず、社内からの情報により明らかになっています。
【サービスキャンペーン対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間][NX250]
・5BA-AAZA20/AAZA20-1001001~AAZA20-1002997/令和 3年 9月 1日~令和 5年 3月 1日・5BA-AAZA20/AAZA20-6000001~AAZA20-6001918/令和 3年 9月 1日~令和 5年 3月 2日
・5BA-AAZA25/AAZA25-1001001~AAZA25-1001228/令和 3年 9月 1日~令和 5年 2月28日
・5BA-AAZA25/AAZA25-6000000~AAZA25-6000373/令和 3年 9月 1日~令和 5年 2月28日
[NX350]
・5BA-TAZA25/TAZA25-1001001~TAZA25-1002421/令和 3年 9月 1日~令和 5年 2月22日・5BA-TAZA25/TAZA25-6000000~TAZA25-6000931/令和 3年 9月 1日~令和 5年 2月28日
[NX350h]
・6AA-AAZH20/AAZH20-1001001~AAZH20-1007368/令和 3年 9月 1日~令和 5年 3月 3日・6AA-AAZH20/AAZH20-6000000~AAZH20-6003723/令和 3年 9月 1日~令和 5年 3月 7日
・6AA-AAZH25/AAZH25-1001001~AAZH25-1002920/令和 3年 9月 1日~令和 5年 3月 1日
・6AA-AAZH25/AAZH25-6000000~AAZH25-6003045/令和 3年 9月 1日~令和 5年 3月 1日
[NX450h+]
・6LA-AAZH26/AAZH26-1001001~AAZH26-1004594/令和 3年 9月 1日~令和 5年 3月 1日
改善措置としては、全車両、前方カメラの制御プログラムを対策仕様に修正するとのことです。
なお本件については、レクサスより以下のお願いがまとめられています。
お客様へのお願い
ご愛用の皆様には、ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。
今回の修理につきましては、G-Linkご契約中のお客様は、ソフトウェア更新にて対応が可能であり、お客様ご自身にてソフトウェア更新を実施いただけますので、何かとご多用のおり大変恐縮に存じますが、お客様操作要領書に基づき、ご対応いただきますようお願い申し上げます。
なお、ソフトウェア更新前に、定期点検等で販売店へご入庫いただいた際には、販売店にて実施させていただきます。
このようなお願いとなり大変申し訳ございませんが、万が一、操作要領などにおいてご不明な点がございましたら、最寄りの取扱い販売店にご相談を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
G-Link未契約のお客様は、レクサス販売店にて対応いたします。販売店からご案内させていただきますので、お早めに、販売店へご来店日時をご予約いただき、点検・修理(無料)をお受けいただきますようお願い申し上げます。
ご愛用の皆様には大変ご迷惑をおかけ致しましたこと、心からお詫び申し上げます。