ダイハツ公式がフルモデルチェンジ版・新型ムーヴを2024年内発売を目指すと明言!三菱が新型パジェロ/ランサーエボリューションⅪについて言及!
(続き)三菱の株主総会にて、遂に新型パジェロとランエボⅪについて初めて言及!
続いて、2024年6月20日に三菱が第55回定時株主総会を開催しました。
三菱といえば、アメリカ法人の三菱USAが、2030年までにラインナップする製品ロードマップのMomentum 2030を公開し、全7車種を販売していくことを明らかにしました。
これに続き、三菱のオーストラリア法人も2030年までの製品ロードマップを公開 → 8車種の新車・新型車を発表することを明らかにしました。
日本向けはどのような話が展開されたのでしょうか?
エクスパンダー/エクスパンダークロスの日本市場導入の計画は無し
日本向けの株主総会で公開された内容については、2023年度に展開された新車・新型車に加え、中期経営計画「Challenge 2025」の取り組みについて。
そのなかで注目されたのは、新型エクスパンダー/エクスパンダークロスの日本市場導入についてですが、三菱曰く、前提としてこれらの車両がアセアンでの需要に特化することで、商品力とコストを高い次元でバランスさせ、高い利益率を維持しているモデルとなっていると説明。
こういったモデルを日本市場に導入するためには、環境性能や国内特有の安全規制に対応するため大幅な開発を要し、さらに日本市場では多人数乗車モデルでスライドドアのニーズが高く、一般的な要求に即していないとの分析を紹介した上で、現時点では日本市場への投入は考えていないと結論付けています。
ただし次期RVRの検討は進められているようだ
そしてもう一つが、フルモデルチェンジ版・新型RVRについて。
2024年春頃に日本国内での販売を終了したRVRですが、三菱サイドも熱い視線が注がれていることは把握しているそうで、さまざまな機会を含めて検討を開始しているとのことでした。
次期パジェロやランエボⅪはどうなる?
そして今回の株主総会で最も注目されたのが、フルモデルチェンジ版・新型ランサーエボリューションⅪ(New Lancer Evolution)や、新型パジェロ(New Pajero)の復活について。
これに対して三菱は「経営陣といたしましても、さらに三菱自動車らしい魅力を皆さまにお伝えするため、強力なクルマを将来に向けてぜひ開発してまいりたいと考えている」とし、加えて「しかしながら、経営面からは収益性を考えながら、どのクルマが最も効果的なのかということを考えて将来の商品計画を行なっている」とのことから、これら2車種が復活することについては、やや後ろ向きの姿勢。

パジェロに関しては、将来的に復活するとの報道されていますし、しかし現時点で三菱側もそこまで踏み込んだ回答ができないのは当然。
ただ、パジェロ含めてランエボⅪも三菱のアイコンになるモデルですから、将来的な市販化を検討することはもちろん、内燃機関としてデビューするとのか、ハイブリッドモデルなのか、はたまたピュアEVとして登場するのか、この点も今後の注目ポイントだと思います。
1ページ目:いよいよ2024年内にフルモデルチェンジ版・ダイハツ新型ムーヴが発売か!?
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Reference:日刊自動車新聞・電子版