(2025年)北米トヨタが限定860台のみとなる特別仕様車GR86”箱根スペシャルエディション”を発表!激渋グリーン&ブロンズホイール採用だが、日本向けと若干異なるところも?
(続き)アメリカ向けの特別仕様車・トヨタGR86”箱根エディション”を見ていこう
引き続き、アメリカ市場向けとして限定860台のみ販売される特別仕様車・トヨタGR86”箱根エディション”を見ていきましょう。
エンジンは基本的にはスタンダードモデルと変わらないが…?
パワートレインについては、スタンダードモデルから特に大きな変更もなく排気量2.4L 水平対向4気筒自然吸気エンジンが搭載され、最高出力228hp/最大トルク250Nmを発揮。
トランスミッションは、6速MT/6速ATの何れかから選択可能で、駆動方式は後輪駆動[RWD]の一択のみ。
なおトヨタによると、今回の特別仕様車では「ハンドリングを向上」するために、ザックス・ダンパーをインストールすることで独自チューニングを施し、同様に電動パワーステアリングも微調整。
これはおそらく、アメリカ向けの2024年モデルで導入されたパフォーマンスパッケージがベースになっているのだと予想されるものの、詳細については明らかになっておらず…
トヨタはまた、発進時とシフトアップ/シフトダウンのブリッピングを改善するために、制御ソフトウェアをリマッピングしていることも明らかにしています、この点は日本向けの改良版でも同じアップデートが施されています。
内装は専用タンを採用しているが、日本仕様とは若干異なる?
インテリアはこんな感じ。
シートカラーはタン×ブラックのデュアルトーン仕上げではあるものの、日本向けに比べて少し明るめのタンカラーにも見え、どことなくレクサスのヘーゼルに近い印象。
ちなみにシート表皮は、ウルトラスエード×本革のコンビシートになるため、この点は日本仕様と全く同じではあるものの、写真の写り方が異なるからなのか、個人的にはアメリカ仕様のタンカラーの方が好み。
センターシフト周りは至ってシンプル。
センターシフトブーツにはタンカラーステッチが縫合されていますが、手引き式ハンドブレーキのカラードステッチはホワイトっぽく見えます。
ちなみに、日本向けの特別仕様車はハンドブレーキのステッチもタンカラー仕上げ。
あと、薄っすらと確認できますが、フロアカーペットもタンカラーに合わせたパイピングが採用されているんですね。
インパネのセンターナビゲーションディスプレイですが、日本仕様だとディーラーオプション扱いながらも、アメリカ市場向けはディスプレイオーディオが標準装備。
こちらも特別感マシマシの”Hakone Edition”のカーテシーランプ。
リアテールゲートのプラークと同じデザインですが、カッコ良くもキャッチーなイラストなのがグッド。
ちなみにこのモデル、アメリカ限定860台のみの特別仕様車ながらも価格帯は不明。
日本向けは6速MTが3,897,000円(税込み)で、6速ATが3,995,000円(税込み)ですが、アメリカ市場向けは(為替の影響もあって)優に400万円を超えてくるかもしれませんね。
1ページ目:エクステリアでは日本向けの特別仕様車と異なる所も?
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Reference:ToyotaUSA