日産の新型 セレナ e-POWER LUXION(C28)を16か月以上所有してのオーナーの正直な感想「不具合が意外と多く怖い部分はある」「走行モードは基本的にSTANDARDのみ」等

1年4か月以上セレナ(C28)を所有しての正直な感想をまとめてみる

2023年4月に私に納車されて16か月以上が経過した、日産のフルモデルチェンジ版・新型 セレナ e-POWER ルキシオン(Nissan New Serena e-POWER LUXION, C28)[2WD]。

今回は、本モデルを普段使いしてみて改めて感じたこと、正直な感想をまとめていきたいと思います。

セレナ(C28)以外にも、トヨタ現行 ヴォクシー(Toyota New Voxy)ハイブリッドS-Z・3列7人乗り[2WD]や、ホンダ現行 ステップワゴン e:HEV スパーダ・プレミアムライン(Honda New STEPWGN e:HEV SPADA PREMIUM LINE)[2WD]含めて同時3台所有していたこともあり、少しはミドルサイズミニバンの違いがわかるようになりましたが、その中でもセレナ(C28)は独特の立ち位置だったように感じられます。


セレナ(C28)は納車されてから不具合が多いように感じた

まずはセレナ(C28)の不具合について。

これは新車納車されてから、定期的に発生していたものをいくつかピックアップしていきたいと思いますが、まずはブラックアウトが定期的に発生していたということ。

具体的には上の画像の通りで、運転席の12.3インチフル液晶メーターやエアコン操作系、音楽関連は再生可能であるにも関わらず、12.3インチNissan CONNECTナビが定期的にブラックアウト(画面が真っ暗)することが多く、特にナビ案内中にブラックアウトすることも多かったように感じられます。

もちろん、こうしたブラックアウトが発生すると走行中だけでなく停車中でもブラックアウトのままで、ナビルート案内の変更は不可能。

一方で音楽のトラック変更などはステアリングスイッチで操作可能なので、まだ何とか操作はできますし、あとはナビ画面が表示されなくとも12.3インチフル液晶メーターに表示されるマップ機能で代用できるので、この点はブラックアウトしたときの緊急用?と考えています。

そして上の画像は、バック駐車中の画像になるわけですが、リアクリアランスソナーは反応しているものの、ナビのブラックアウトの関係でインテリジェントアラウンドビューモニターが一切確認できないのが残念。

ナビだけでなくメーターもブラックアウトするとお手上げ

今回はナビゲーションディスプレイのブラックアウトが主でしたが、更に厄介なのが12.3インチフル液晶メーターまでもブラックアウトしてしまうこと。

映像関連が全てブラックアウトしてしまうと一気に不安になってしまい、特に高速道路でのブラックアウトともなると、速度メーターが表示されていないので「今どのぐらいのスピードなのか?」を認識することができないこともあるんですね。

幸い、ルキシオンの場合はヘッドアップディスプレイ[HUD]が標準装備されているので、メーター上の速度情報がわからなくともHUDで確認できるのが助かるポイントではありますが、ヘッドアップディスプレイが搭載されていないフェアレディZ(New Fairlady Z, RZ34)の場合はある意味で恐怖だと思います。

2ページ目:所有する愛車で最もバッテリー上がりが起きたのがセレナ(C28)だったな…利用した走行モードは「STANDARD」が9割以上