日産の新型 セレナ e-POWER LUXION(C28)を16か月以上所有してのオーナーの正直な感想「不具合が意外と多く怖い部分はある」「走行モードは基本的にSTANDARDのみ」等
(続き)日産の新型 セレナ e-POWER LUXION(C28)が所有しての正直な感想
引き続き、日産の新型 セレナ e-POWER LUXION(C28)が納車されてからの正直な感想をまとめていきましょう。
バッテリー上がりは累計「6回」経験
続いて、当ブログで度々報告してきたセレナ(C28)のバッテリー上がり。
2023年冬頃から定期的に発生し、最終的にはバッテリーの寿命が低下したことにより、納車から1年半も経過していないにも関わらず新品に交換することに(工賃込みで3.5万円だったので出費としては結構デカい)。
元々のバッテリー上がりの要因については、日産ディーラー側もメーカー側も「原因不明」とのことで、結局のところどのような対策をしたら良いのかもわからず、とりあえず「毎日一定以上の距離を乗るようにしてほしい」こと以外はお伝えできないそうですが、100km以上走らせた翌日にバッテリー上がりが起きたこともあったために、「定期的な利用でもバッテリー上がりが起きるのは新車・新型車としてどうなの?」というのが正直な感想。
今回はまだ、自宅や近場でのバッテリー上がりが主だったのですぐに対処できたものの、これが出先だったら…と考えると、先ほどのブラックアウト含めて結構怖ろしいことではないかと思います(特にシステム停止でディーラー入院必須となった場合はどうすることもできない…)。
走行モードは3種類あるが、結局「STANDARD」しか使わなかった
続いては、セレナ(C28)の走行モードについて。
セレナ e-POWER LUXION(C28)では、ECO/STANDARD/SPORTの大きく3種類の走行モードが搭載されていますが、9割以上使っているのはSTANDARD。
参考までに、各ドライブモードの特徴は以下の通り。
[STANDARD]
・EV車のようなスムーズな加速性能と燃費を両立する通常走行に最適なモード
・モーター駆動特有のレスポンス良くスムーズな加速
・アクセルをOFFにしたときは、ガソリンエンジン車に近い減速を発生
[SPORT]
・より力強いスポーティな走行に適するモード
・STANDARDモードよりもアクセル操作に対する駆動レスポンスが良く、高い加速性能を実現(モーター駆動の特徴を際立たせた特性)
・回生ブレーキを強め、アクセル操作による加減速コントロール性を高めている
[ECO]
・燃費の向上を重視するモード
・STANDARDモードよりもアクセル操作に対する駆動レスポンスを緩やかにすることで、必要以上の加減速を抑制し、省エネルギーを実現
・回生ブレーキを強め、アクセルペダルによる加減速コントロール性を高めている
以上の通りとなります。
上記にはありませんが、個人的にSPORT/ECOモードをほとんど使用しなかった理由は「e-Pedal走行」が苦手だっただから。
ECO/SPORTモードだとほぼほぼe-Pedal走行になってしまう
e-Pedal走行は、アクセルの開度で加速・減速が可能な機能で、アクセルOFFにするとブレーキランプを点灯させての減速となり、この機能がSPORTモード/ECOモードでも適用されるんですね(厳密にはe-Pedalではないかもしれませんが…)。
特に高速道路などで追越し車線から車両を追越し → 左側車線に移動したときにアクセルOFFで速度を調整する → ブレーキランプを点灯させて減速 → 後続車両がびっくりしてブレーキする → 煽り運転なのでは?と勘違いさせてしまう恐れがあるため、できるだけこういった機能は使わないようにしています。
もちろん、e-Pedal走行は慣れれば便利な機能だと思っていますが、個人的には中々慣れなかったということや、「ブレーキランプは点灯していないだろうか…」と気になってしまうこと、そしてアクセルOFFによる惰性とナチュラルな減速が好みなため、基本的に走行モードはSTANDARD一択で、e-PedalもOFFのままにする割合が圧倒的に多かったです。
1ページ目:新型 セレナ(C28)はブラックアウトが定期的に発生していた