えっ、日産のC28新型セレナ e-POWER e-4ORCEが「納期6か月以上」に?2025モデル・フェアレディZ (RZ34)の販売条件もおさらい。三菱デリカD:5/エクリプスクロスに約14万台の大量リコール
日産のラインナップモデルの多くは、早期的な納車が可能だが、一部車種やグレードは入手困難に?
2024年も様々な改良モデルや派生グレードが展開された日産ですが、残念ながら国内市場向けを対象とした、全く新しい新型車は発売されませんでした。
アメリカ市場向けとして先行発表されたフルモデルチェンジ版・新型ムラーノ (Nissan New Murano)は、残念ながら日本向けとして販売されることはないものの、一方の次期キックス (New Kicks)に関しては日本市場向けとして販売予定となっています。
今回は、2024年11月時点での日本国内にて販売予定となっている新車・新型車の納期や販売方法に加え、三菱デリカD:5 (Mitsubishi Delica D:5)やエクリプスクロス (Eclipse Cross)にリコールが届け出されていますので、こちらもチェックしていきたいと思います。
日産の新型セレナ e-POWER[e-4ORCE]は半年以上の長納期に?
まずは、2024年11月14日に発売予定となっている日産のC28型となる新型セレナ e-POWER[e-4ORCE]。
本モデルに関しては、e-POWER LUXIONやe-POWER AUTECH SPORT SPECを除くe-POWERを対象に、新世代四輪駆動システムとなるe-4ORCEが設定されるも、基本的には3列7人乗りのみになります。
なお私がいつもお世話になっている日産ディーラーからの情報によると、ガソリンモデルや前輪駆動[2WD]のe-POWERモデルに関しては、2024年10月末時点で購入・注文した場合、約2か月~3か月ほどで納車可能とのことですが、どうやらe-4ORCEモデルに関しては「半年以上の長納期(2025年5月以降)」になっているとのこと。
これについては、日産ディーラーも詳細は把握していないそうで、単純にe-4ORCEモデルの生産枠が少ないのか、それとも販売エリアによって初回の枠が少なすぎるのか、はたまた全国からの受注が殺到しているのか、この辺りは詳細が気になる所です。
ちなみに、セレナ e-POWERのバッテリー上がり問題の原因については、今のところ日産メーカーからの回答は無いそうで、「できるだけ毎日乗ることでバッテリー上がりを抑えてほしい」のみで、具体的な対策などが進められているかどうかもわからないそうです。
準備はイイか?あと少しで新型フェアレディZ (RZ34)の受注再開へ!
続いては、2022年7月にようやく発売されるも、1か月足らずで受注一旦停止となってしまったフェアレディZ (New Fairlady Z, RZ34)について。
本モデルについては、ようやく2024年11月8日に受注再開とともに、2025年モデルに改良されて2025年2月に発売されるわけですが、残念ながら販売エリアや販売チャネルの方針によっては、「一見さんはお断り(既存オーナーからの紹介は別)」「日産ディーラーでの購入実績がある方のみ」といった条件が設けられているところもあるようです。
この他にも、「販売店独自の抽選販売」だったり「先着順での販売だが、受注受付け期間は僅か1週間ほど」など、いわゆるデイリーオーダーでの受付けがまだできない状況にあるそうです。
なお、2025年モデルに関する具体的な改良・変更内容に加え、グレード別価格帯、初回受注枠でオーダーできないボディカラーなど、それなりにマニアックな情報をまとめた記事も公開していますので、本モデルの購入を検討されている方は参考にしていただけますと幸いです。
約2年4か月ぶりの受注再開となるRZ34ですが、上期の全国受注枠は僅か3,100台のみで、ハイパフォーマンスモデルのNISMOはメーカー抽選で僅か500台なので、何れもすぐに完売するのではないかと予想されます。