ホンダ新型WR-Vが納車されて7か月が経過!ライバルのスズキ・フロンクスに注目を奪われているが、「乗ってみないとわからない車」だと思う
(続き)ホンダ新型WR-Vが納車されて7か月経過してのインプレッション
引き続き、ホンダWR-Vが納車されて7か月経過してのインプレッションをまとめていきたいと思います。
先程のホンダWR-Vの価格になりますが、私が所有するWR-Vも可能な限りディーラーオプションを装着して総額330万円ほどだったので、電パやオートブレーキホールドなどの快適装備が備わっていない事を考えると、お世辞にもリーズナブルな車とは言い切れないところ。
そのため、「この価格帯を支払うのであれば、(走りはまだわからないが…)総額300万円を切るフロンクスや、ほぼほぼ近しい価格帯のカローラクロスを再度購入した方が良い」と考えてしまうのも正直なところ。
WR-Vは「何に重きを置いて購入を検討するか?」が、ある意味難しい車でもあるため、一番最初にも記載したように「デザインや走り」にフォーカスを当てるのであれば、個人的にWR-Vはおススメの車だと思っています。
WR-Vの燃費は可もなく不可もなく
続いて燃費性能についてですが、前回の往復500kmほどの高速道路を中心としたロングドライブだと「16.1km/L」とまずまず。
本モデルのWLTCモード平均燃費が16.2km/Lになるため、ある意味でカタログ値に近いポテンシャルではあるものの、高速道路モード燃費だけにフォーカスを当てると18.0km/Lにも到達するため、この点は「走り方」「速度」「走る場所」など、かなり限定的にしないと実現できない燃費だと思います。
WR-Vは、ヴェゼルやフィット同様に排気量1.5L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するノンハイブリッドモデルのため、どうしても立ち上がりの加速や上り坂ではエンジン回転数が引っ張り気味になるため、非力に感じることも多め。
高速道路での乗り心地としては、運転席に座っている分には特に不満は感じられず、道路の路面と路面をつなぐポイントで多少の衝撃を感じるぐらいだと思います(もちろんロードノイズは大きめですが、会話できないほどの大きさではない)。
1ページ目:WR-Vは実際に乗ってみるまで、WR-V本来の良さに気付くことの難しい車?