一部改良版・トヨタ新型アルファード/ヴェルファイアの詳細が判明した上での正直な感想。「現行アルファード・ガソリンZが一番満足度高そうだ」

改良型ではオプションが更に充実するものの、そこまで過剰な装備を求めないのであれば、個人的には現行のままで十分幸せになるれると思う

2024年11月23日にグレード別価格帯が判明し、更に見積もり作成および先行受注受付けも開始しているトヨタの一部改良版・新型アルファード (Toyota New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア (New VELLFIRE, 40系)。

当ブログにおいても、具体的な改良・変更内容に加えて、グレード構成及びグレード別価格帯を紹介しましたが、こうした詳細な情報を確認したうえで、自身が所有する現行アルファード・ガソリンZ[2WD]の満足度はどうなのか?オプション関連について不満はあるのか?なども見ていきたいと思います。


現行アルファード・ガソリンZを所有しての満足度は十分に高く、後悔もしていない

まずは改良型アルファード/ヴェルファイアに関する詳細情報が明らかになったことで、現在私が所有する現行アルファード・ガソリンZの満足度や「あのオプションは装備してほしかった」といった不満要素はあるのか?という点ですが、これらを総合的に見ても「現行アルファードは十分すぎるほど満足」していて、特に不満も無いのが正直なところ。

っというのも、今回の一部改良は「ドラレコ付デジタルインナーミラー」や「デジタルキー」が標準装備されるぐらいなので、特に内外装デザインが大幅に刷新することが無ければ、オーナメントパネルや内装カラーの追加などの変化も無し。

ドライブレコーダーが、純正ディーラーオプションからメーカーオプションに変更されたのは大きいが

確かに、現行アルファードのドライブレコーダーはメーカーオプションにて設定されていないですし、純正ディーラーオプションでもこれだけ見てくれが悪く、おまけにセルフでの手洗い洗車の際は、内窓を拭き上げるときに邪魔で、軽く触れてしまったときに本体を固定している軸がズレて撮影ポイントがズレてしまう、といった不満はあります。

とはいえ、ドライブレコーダーが装着できない構造ではないといった根本的な不満とは違うため、普段から内窓を拭き上げる際に注意すれば良いだけなので、「もう少しスマートなサイズ感で、スマートな取付けだったら良かったなぁ」という程度。

リアモニターも13.2インチから14インチのメーカーオプションに変更されたものの、セットオプションでの総額が高い

続いてはリアモニター。

今回の一部改良では、ガソリンZやHEV Zでも、HEV Executive Loungeで設定されているJBLプレミアムサラウンドシステム+14インチ後席モニターがセットメーカーオプションとして選択できるようになりました(それぞれ単体での選択は不可)。

価格帯としては約40万円と高額で、これも明らかになった当初は「やっぱり後出しで追加してきたか…」と思ったりもしましたが、改めて冷静に考え直してみたときに…

・ディーラーオプションの13.2インチ後席モニターでも特に不満は無い

・JBLプラミアムサラウンドサウンドシステム付の車両を所有しているオーナーから見ても、JBL有無による明確な違いがわからない(それだけ標準でも十分音質が優れている)

・そもそもメーカーオプションで14インチモニター+JBLのセット約40万円は高過ぎる(13.2インチ有機ELモニターは工賃込みで144,760円(税込み))

以上のような結論に至っています。

例えば、以下の検証動画のようにランクル300のJBLサラウンドサウンドシステムと、レクサスLX600のマークレビンソンプレミアムサラウンドサウンドシステムでは、それぞれの音質の方向性が大きく異なるため違いは明確ではあるものの、アルファードの場合は標準のサウンドシステムでも十分満足しているので、今更JBL付に強くこだわる必要性は無いのかな…と思っています。

どっちの高級オーディオが好き!?ランクル300のJBL とレクサスLX600のマークレビンソンの音質対決!高級オーディはどういう風に聞こえるのか?トヨタ【LC300】LX600لاند كروزر

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