中国の東風ホンダが新型S7を正式発表!何とオデッセイ風の豪華なシートにシートベンチレーションまで…見た目はランボルギーニ・レヴエルト風

(続き)中国・東風ホンダの新型S7について

引き続き、中国市場専売となる東風ホンダの新型S7を見ていきましょう。

内装はシンプルでありながらもラグジュアリー

続いて、東風ホンダ新型S7で一番注目したいのがインテリア。

まさにラグジュアリー志向で高級感と先進性を上手く組み合わせた、中国市場向けらしいレイアウト。

メーターはフル液晶タイプの9.9インチながらも、これまでのホンダのラインナップモデルでは見られなかったワイド感ですね。

あと大型のヘッドアップディスプレイも備わっているのはグッドポイント。

センターディスプレイオーディオは、縦型基調の12.8インチを搭載。

サイドミラーは搭載されず、サイドカメラを設けると同時に、内ドア部分に一体型のサイドカメラ用ディスプレイを搭載することでスマートさを演出。

BOSEプレミアムサラウンドサウンドシステムも搭載されていますが、中国向けはこれだけに留まらず…

ヘッドレストアにもスピーカーを搭載しています。

直近の国産車だと、日産の新型ジューク (Nissan Juke)やノートオーラ (New Note Aura)にも採用されていますが、そろそろホンダのラインナップモデルでも採用してほしいかも。


相変らず日本市場向けとは全く異なるラグジュアリーさ

ちょっと待て…

シートヒーターだけでなくシートベンチレーションも付いてるじゃないか!

日本向けは未だシートベンチレーションが採用されていませんが、なぜか中国向けやアメリカ向けのアキュラでは積極的に採用されているイメージ。

これを見るだけでも「日本は相変わらず置いてけぼりだなぁ…」という印象を受けてしまいます。

後席も広々としていますが、ヘッドレストがミニバンのキャプテンシート並み。

後席の格納式センターアームレストも、シート座面まで着地するタイプではないですし、使い勝手もとても良さそうですね。

最初価格帯だけを見たときに、500万円超えはちょっと高いかも…と思ったりもしましたが、これだけの装備内容やラグジュアリー感があると「むしろ安い方なのかも」と思ってしまいますね。

フロントシートはもちろん電動パワー式ですし、見晴らしの良さと開放感をもたらすパノラマガラスルーフも搭載。

センターコンソールは、スイッチ式電制シフトの影響もあってブリッジ型コンソールを採用し、下部には小物類の収納スペースとともに、バックライト付きのUSB Type-Cも完備。

置くだけ充電ももちろん完備されていますし、グラデーションが鮮やかなアンビエントライトも搭載。

1ページ目:新型S7のエクステリアはランボルギーニ風?パワートレインはどうなっている?

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