大丈夫なのか…スバル・アメリカが23万台超えの大量リコール。やっぱりタカタ製エアバッグ

2020-05-26

自動車ニュース”Response”の記事より、スバル・アメリカが合計23万台を超える大規模リコールを発令。
リコールの内容としては、やはりタカタ製エアバッグのインフレータの追加の不具合によるもので、タカタがアメリカNHTSA(運輸省道路交通安全局)に、同社製エアバッグのインフレータの新たな不具合を届け出たことを受けての対応となっています。


対象となるのは、2009年~2013年に製造された「インプレッサ」「フォレスター」「インプレッサWRX」「レガシィ」といったモデルたちで、合計23万9,538台がリコールの対象となります。

改善措置としては、助手席エアバッグ一式またはインフレータを改良品と交換する、リコール作業を行うとのことですが、不具合及び火災事故についての報告は未だ無しとのことです。
今回のタカタ製エアバッグのリコールについては、タカタ社が破産しているということもあり、エアバッグの費用はタカタ持ちとなるのかスバル・アメリカ持ちとなるのかは不明ですが、いずれにしてもリコール台数が20万台を超えている時点で相当な痛手であることには間違いなさそうですね。

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