【車は何も悪くない】フランスの燃料税引上げデモにて、メルセデスベンツAMG「GT S」が放火の餌食に。パリでは378人が拘束

2020-05-27

燃料税引き上げデモでは高級車が大きな被害に

12月1日にフランスにて行われた燃料税引き上げに対する抗議デモにて、仏内務省は同国にて630人・パリだけで378人も身柄拘束したと発表しており、これに加えて車両や建物への放火が240箇所以上と報じられていますが、その中でも特に酷かったのが、燃費性能の低い高級車を対象にした”見せしめ”とも言うべき集中的な放火が行われ、メルセデスベンツAMG「GT S」を始め、ポルシェ等多くの被害を受けたとのこと。


抗議というよりも妬み嫉みに近い放火

上の画像にもありますが、今回目撃されている「GT S」は、ただ単に路上駐車していただけでたまたま抗議デモをしていた集団が「あの車(GT S)が燃料税を引き上げる原因になっている。こんな車があるからダメなんだ。今すぐ燃やせ!」と発狂。
納車して間もなかった新車が、たった数時間で廃車レベルにまで追い込まれていますが、車には決して罪は無いのにこういったことが平然と行われることは非常に残念なことではありますね。

なお、今回のデモでは全国にて136,000人が参加し、マルセイユ等の他都市でも多くの被害が続出。
フランスのマクロン大統領も、フィリップ首相に国会の各党やデモ代表との対話を行うよう命じており、また強制的な排除を行うために催涙ガスや放水活動が行われましたが、勢いは全く衰えることなく今もなおデモは続いているとのこと。

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Reference:AUTOGESPOT