芦有(ろゆう)ドライブウェイに行ってきたPart2。「720S/600LT/650S」等、1日でこれだけのマクラーレンを見れるのはキセキでしかない

2020-05-27

~芦有(ろゆう)ドライブウェイにはマクラーレンも多数登場する!~

本日4月28日(日)、事前にお話ししていた通り兵庫県西宮市にある芦有(ろゆう)ドライブウェイの東六甲展望台駐車場に行ってきました。
今回の芦有では、既にランボルギーニ「アヴェンタドール・ロードスター」やフェラーリ「ポルトフィーノ」の記事を公開済みですが(リンクは一番下に記載)、もう一つのスーパーカーブランドで新参者でもあるマクラーレンも登場。

普段中々見ることのできないマクラーレンですが、こうしたマニアックな個体でも芦有では簡単に目撃できてしまうのも一つの魅力だったりします。
※久々の訪問ということもあって、かなりの台数を写真に収めているので、何記事かに分けて公開していきたいと思います。


~スタートを飾るのはあのドラッグレースの帝王~

芦有では、過去にマクラーレン「540C/570S/675LT」といった過激なモデルたちが登場してきましたが、今回は更に上を行くスペシャリティなモデルが登場しています。

マクラーレン「720S」
マクラーレンのスーパーシリーズ「650S」の後継モデルであり、当ブログでもドラッグレースの帝王でお馴染みとなる一台。
最高出力は720psを発揮しますが、パーフェクトなバランス性能によって、ドラッグレースにおいてランボルギーニ「アヴェンタドールSVJ」やポルシェ「911GT2RS」、そしてブガッティ「シロン」に圧勝するほどのハイパフォーマンスモデルとなります。

もちろん、スペックだけでなくその見た目もかなり攻撃的で、これまでのマクラーレンに無いエクストリームなデザインとなっています。

リヤデザインの造形もまるで芸術品のような美しさと複雑さを持つ「720S」。
そのボディのウネリやプレスラインを見ても、どこからどのように空気が流れていくのかがわかるように作られているのも素晴らしいところ。

足元のホイールはシンプルながらも、可能な限り肉抜きを施した軽量タイプに仕上げています。

マクラーレンの特徴ともいうべきディヘラルド・ドア(別名バタフライ・ドア)。
このドアが開くだけで、ギャラリーが集中することなんの。
やはりドアが上に開くって特別なんですね。

~「720S」の先代モデルも登場~

「720S」が登場した後は、まさかの先代モデルも登場。

マクラーレン「650S」
マクラーレンのスーパーシリーズで、このモデルのハードコアモデルには世界限定500台のみ販売された「675LT」がラインナップされています。

他のラインナップモデルとの見分けを付けるのは難しいですが、こうした「MP4-12C」のようなリヤデザインが特徴的で、カーボンファイバも惜しげもなく使用されているのも一つの特徴だと思います。
「650S」の後には、まさかのこのモデルも突如として登場…

~スポーツシリーズの頂点「600LT」が降臨~

ブラックを基調としたボディカラーに、レッドのアクセントが加わったスポーツシリーズのハードコアモデル。

マクラーレン「600LT」
まさか実車を間近で拝見できるとは…
早朝だけでマクラーレン「720S/650S/600LT/MP4-12C」と、半分近くのラインナップモデルを目撃するというとんでもない事態に。
オーナー様には心より感謝申し上げます。

上記にもある通り、ブラックのボディカラーにレッドのアクセントが入っているのはMSO特有のスペシャルデザイン。
このカラーだけで数百万レベルの費用が発生しそうですね。

エアインテーク付近にあるウィングレットにも、レッドのアクセントが入っています。

その他を見てみると、サイドスカートやドアパネル周りにもレッドのアクセントが追加されていますね。

足元のシングルスポークホイールにも、ワンポイントアクセントでレッドのカラーが入り、その後ろにはレッドのブレーキキャリパ。
とことんブラックとレッドの統一性を図った計算された配色になっていますね。

リヤデザインはもはや宇宙船のような常軌を逸したデザイン。
スリット溝の深いレッドのアクセントが入ったリヤディフューザーが何とも過激ですね。
リヤのウィングレットのウネリも、「P1」を彷彿させるような表現がなされています。

~「600LT」のマフラは何で上方に配置されてるの?~

これが噂の上方エキゾーストパイプ。
「720S/650S」のように、リヤエンドではなくリヤミドシップエンジン上部に配置されたこのマフですが、ここに配置させることでエンジンルーム内への熱のこもりを防止するだけでなく、更にはマフラエンドをリヤエンドの両サイドにまで延長させる必要が無いので軽量化に貢献。

そしてリヤエンドにエキゾーストパイプを設けないことにより、バンパーデザインの自由度が更に高くなるため、上のようにリヤディフューザーをより過激にすることが可能になるわけですね。
一見して「何でこんなところにマフラ付けてんの?」と思うかもしれませんが、このデザイン背景には速さと軽さを追求するマクラーレンの隠れた努力と工夫が施されているのです

過去の芦有ドライブウェイ記録はコチラにてまとめています。

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芦有ドライブウェイ・東六甲展望台駐車場はココにある!

場所名:芦有ドライブウェイ・東六甲展望台駐車場
住所:〒662-0006 兵庫県西宮市越水社家郷山1−68
電話番号:0797-38-0001