フェラーリ「458イタリア」を見てきた!オーナーは生粋のレース好きで国産スポーツを乗り継いだ正真正銘の変態。そんな彼が「458イタリア」に行き着いた理由とは?

2020-05-27

~行き着くところはやっぱりフェラーリ?~

さて、今回は兼ねてよりSNSにて仲良くさせていただいていた方と気分転換も兼ねてプチオフ会&取材を実施。
最近は天候も不安定だったのですが、今回待ち合わせを設定した日だけピンポイントで晴天だったので本当に良かったです。

今回取材させていただいた方は、最近フェラーリのV8ミドシップ「458イタリア(Ferrari 458 Italia)」に乗り換えたということで、早速色々とお話を聞かせていただくことに。


~なぜフェラーリ「458イタリア」を購入することに?~

最後のピニンファリーナデザインということで、その鋭くも非常に低く設計されたフロントフードがその特徴ではないかと思いますが、こうしたモデルに行き着いた理由としては、これまで複数の国産スポーツに乗り継ぎ、数多くのサーキットにも出場して磨いた力が、今度はフェラーリにてどのように活かせるのか?ということと、そろそろ落ち着きたいという想い、様々なタイミングもあって”ご縁”で「458イタリア」というアガリのクルマを購入したという経緯があったそうです。

「458イタリア」は本当によく考えられた車だと思う

この奥行きのあるフロントヘッドライトと、フェラーリの新たなるデザイン言語を生み出したフロントマスクはかなり特徴的で、それに加えてフェラーリの象徴ともいえるレッドカラーのロッソ・コルサも非常に素晴らしいですね。

そしてこのサイドのボディライン。
非常に低いフロントノーズからエッジを効かせたような斜面でトップルーフに向かい、そこからリヤハッチにかけて緩やかに下っていくデザインは特筆すべきものがありますね。

フロントオーバーハングは長めで、リヤオーバーハングが短めというちょっと変わったスタイリングも、ピニンファリーナならではのデザインではないかと思いますが、やはり純正でもかなり低いですね。
ただ、オーナー様によればここから更に車高を落とし込んでいく予定だそうです。

~見た目はシンプルなノーマル仕様、だけどここから更に手を加える可能性も?~

足元にはシンプルなシルバーのシングル5スポーク20インチアルミホイールを装着。
フェラーリの特徴ともいうべきスター形状ホイールですね。
イエローのプランシングホースキャップとレッドのブレーキキャリパーの相性も抜群ですが、オーナー様曰く、将来的にはBBSのマルチスポーク系鍛造ホイールを装着する予定とのこと。

そしてフェラーリのもう一つの特徴ともいうべきこのリヤデザイン。
丸形テールランプはもちろんですが、センター3本出しマフラーのまとまりも美しいですね。
今現在はフルノーマルですが、いずれはF1サウンドを奏でるようなブリリアント製エキゾーストパイプをインストールする考えもあるそうです。

オーナー様曰く、これまでは日産「フェアレディZ(Z33)」を3台も乗り継ぎ、更にはレーシング用として過激なカスタムを施しスーパーGTの超巨大リヤウィングの装着と、車内はシングルシータ-で助手席は排除、オーディオ関係などの電装パーツも全て排除、そしてボディはフルドライカーボンに仕上げることで最大の軽量化を施すほどの過激仕様を作り込んでいたわけですが(約400kg程の軽量化!)、そんな彼も今では少し落ち着いてフェラーリに到着。

つかの間の休息も兼ねてのフェラーリライフを満喫しているとのことですが、もしかするとここから更にレース熱が再燃して過激なスーパーGT仕様のモデルが見れるかも?

そんな期待がありながらもクルマ談議に華を咲かせること約1時間。
まさかのオーナー様のご厚意で試乗もさせていただけるとは予想もしておらず…最高のV8 NAサウンドを体感することができました(試乗記事は後日公開)。

まだまだフェラーリライフは始まったばかりですが、まさかこんなにも近くにサーキットに対して全力を注ぐ方がいらっしゃったことは知らず…こうした出会いに心から感謝です。

最後にソーシャルディスタンスでレクサス「NX」とのコラボ。
バック誘導の際、リヤテールランプ中心のバックランプがハロゲンだったことは内緒です。

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