フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ハリアーを高速道路のPAにて目撃。ボディカラーはセンシュアルレッドマイカで、グレードはZ”Leather Package”か?

2022-07-05

ここまで鮮明且つ間近でスパイショットされた新型ハリアーは世界初だと思う

高速道路のパーキングエリア(PA)にて、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型ハリアー(Toyota New Harrier)がカモフラージュ一切無しの状態にて目撃されています(画像を提供頂いたK様には心より感謝申し上げます)。

今回目撃されている新型ハリアーをチェックしていくと、ボディカラーは新色となるセンシュアルレッドマイカ<3T3>で、ホワイトパールクリスタルシャイン同様にメーカーオプション扱いとなる有償カラー(税込み38,500円)。

レクサスのレッドマイカクリスタルシャインに近いワインレッドカラーで、女性からの人気も得るかもしれない上品な色合いだと思います。

ちなみにセンシュアルレッドマイカのコンフィギュレーター画像では、こういった色合いにてご紹介されていますが、やはりこうして見ると実車の方が美くしくて上品さがありますし、実車でしかわからない部分も多いので今回のスパイショットはとても参考になるのではないかと思います。

この他にもどういった装備が施されているのか、次のページでもチェックしていきましょう。


スパイショットされた新型ハリアーのグレードは上位グレードZ以上であることが確定

改めてスパイショットされた新型ハリアーを見ていきましょう。

足もとのアルミホイールは、Z&Z”Leather Package”にて標準装備される高輝度シルバー塗装のマルチスポーク19インチアルミホイールで、タイヤサイズは225/55R19インチを装着していて、更に展示用であることを考えると本革シートを採用した最上級グレードのZ”Leather Package”だと思われます。

ホイールのセンター部分には、Toyotaのエンブレムキャップが装着されていないのでカモフラージュもしくは到着後に装着されるのだと思いますが、新型ハイランダー(New Highlander)と同じラグジュアリー性を意識したホイールなだけあって、高級感とダイナミック感がありますね。

フロントフェンダー付近には、謎の養生テープのようなものが貼付されていますが、恐らくは”HYBRID”のロゴバッジだと思われ、これをカモフラージュしているのではないかと予想されます。
※グレードは最上級のハイブリッドZ”Leather Package”で、車両本体価格は482万円。

そしてフロント・リヤフェンダーにはSUV特有のブラックプラスチックの素地フェンダーモールが装着されていることが多いものの、新型ハリアーではそういったフェンダーモールは装備されず、ボディカラーと同色のフェンダーにすることでチープ感を無くしているのではないかと思います。

レクサスRX/NXでもプラスチックのフェンダーモールが装備されている

ちなみに兄弟車種となるレクサスRXには、フロント・リヤフェンダーモールに素地のプロテクターパーツを装着しているので、こういったところでちょっとした差別化を図っているのは流石だと思います(その代わり、RXのサイドステップやフロント・リヤロア部分のプラスチックの面積はかなり小さいので、トータル的に見るとRXの方が高級感はあると思う)。

見た目は確かにカッコいいが、実用面で心配となる部分も

他の部分も見ていくと、上位Zグレード以上でしか設定できないパノラミックビューモニター(シースルービュー機能付き)のメーカーオプション(税込み60,500円)が装備されているため、助手席側サイドミラー下にある補助ミラーが排除されていますね。

あとはサイドミラーカバー全体が同色ではなく、上下でレッドとブラックの2トーンに仕上げられているのもスポーティでカッコいいと思います。

ディーラーオプションとなるサイドバイザーは装備されていませんが、こうして見るとサイドウィンドウの面積はかなり小さく、クーペのように滑らかに下っていくラインは美しいものの、これが実用面でどのように影響してくるのかが気になるところ。

特にドライブスルーを利用する際に、少し大きめの袋を受け取る際に、サイドウィンドウの面積が小さすぎて袋を傾けなければならないとなると、ちょっと不便に感じるかもしれませんね。

そして最後に、今回目撃されている個体は、量産モデルではなくプロトタイプモデルだと予想。

量産モデルの生産スタート時期は2020年6月8日からとなるため、もしかすると量産モデルでは、今回のスパイショット画像よりもほんの少しだけ変更が入る部分があるかもしれませんね。

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