フルモデルチェンジ版・日産の新型フェアレディZに関する情報をまとめるとこうなる?もしかすると5月28日に情報が明らかになる可能性も
気が付けば現行フェアレディZ(Z34型)が発売されて約12年も経過していた
2008年に6代目となるZ34型(370Z)が登場し、かれこれ約12年が経過する日産フェアレディZですが、来年以降に登場すると噂されている次期モデルに関する情報が、海外の自動車ニュースサイトCARSCOOPSにてまとめられているので早速こちらをご紹介していきたいと思います。
っとは言いながらも全てが確定した情報ではなく、あくまでも噂レベルを集約した情報になるため、ここから大幅に情報が変更される可能性も十分に考えられるので、あくまでも参考程度にしていただけたらと思います。
5月28日の中期経営計画にて欧州市場向けのスポーツモデルに何かしらの変化がある?
ちなみに2020年5月28日には、日産の中期経営計画が発表される予定になっているため、このタイミングで以前より噂されている欧州市場向けのハイパフォーマンスモデル現行GT-R/フェアレディZ(370Z)が販売終了の可能性もあるそうなので、これについても何かしらプレスリリースがあるかもしれませんね。
その代わりとして、日産は北米市場やアジア市場への販売比重を高めていく予定なので、これらの市場においては次期GT-R/フェアレディZ(400Z?)が登場する可能性はあるのではないかと思います。
現時点にて明らかになっている次期フェアレディZの情報をチェックしていこう
そしてここからが、ようやく次期フェアレディZ(400Z)に関するまとめ情報となります。
CARSCOOPSが信頼する情報筋によれば、次期モデルのフロントデザインは、過去に登場したダットサン240Zをモチーフにしたクラシカルなデザインとなり、ロングノーズ・ショートデッキスタイルを特徴としたスポーツクーペスタイルを採用する可能性が高いとのこと。
価格帯については、エントリーモデルがトヨタ新型GRスープラよりも安い価格帯となる約420万円からと推定していて、パワートレインも排気量2.0L 直列4気筒エンジンや、インフィニティと同じ排気量3.0L V型6気筒エンジンの2種類がラインナップされる予定となっています。
特に後者のV6エンジンに関しては、日産の新型スカイラインのような最高出力400hpを発揮するレベルのスペックになる可能性が非常に高いとのことで、それに合わせて次期型式も400Zになるとの情報も。
直線性の加速性能については、0-100km/hの加速時間が4.5秒とそれなりに速く、トランスミッションについては、Q60レッドスポーツ400では7速ATのみがラインナップされていますが、次期フェアレディZではMTも追加設定される可能性が高いそうです。
なお、この”400Z”というグレードがハードコアモデルのNismoと共通化するかどうかについては明らかになっておらず、もしかすると全く別物のグレードになるとの見方もあるそうですが、いずれにしてもNismo仕様ともなれば専用スポーツサスペンションやシャシー、ブレーキは更に強化されることは間違いなく、合わせて外観のデザイン性においてもレッドのピンストライプやカーボンファイバパーツが多用されることは十分に期待できると思います。
続いてプラットフォームについては、これは次世代インフィニティQ60と同じ改良型のFRプラットフォームを採用するもの思われ、全くのゼロからでの開発となる大幅なコストがかかるため、可能な限り開発コストを抑えて流用できるものは積極的に流用していくそうです(しかも四輪駆動(AWD)も設定するとの情報も…)。
なお競合モデルとしては、トヨタ新型GRスープラやフォード・マスタング、シボレー・カマロといったモデルが挙げられているとのことですが、これらのモデルでは四輪駆動を設定していないこともあり、こうした隙間部分を埋めていくことで、新型フェアレディZの持ち味の高さを見せつけることもできるかもしれません。
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Reference:CARSCOOPS