えっ、そうなの?北米市場向けのトヨタ・ヤリスが2020年後半に販売終了との噂が浮上。一方で新型GRヤリスの販売はどうなる?

マツダ・デミオベースOEMモデルとなるヤリスはこんなクルマ

ちなみに、今回生産終了が報じられているヤリスは、アメリカ・ニューヨークオートショー2019にて世界初公開されたばかりの新型車。

先述にもある通り、マツダ・デミオをベースとしたOEMモデルで、フロントグリルをトヨタのアイデンティティでもあるキーンルックグリルへと変更し、トヨタのエンブレム付近には空冷用のフラットなダクトが設けられた専用デザインとなっています。

サイドのデザインはこんな感じ。

OEMモデルだけあって、フロントグリル以外はほとんどデミオ。

ソウルレッドとは異なるワインレッド系のボディカラーとBピラー周りのブラックアクセントは結構好みだったりしますが、魅力あるカラーかと言われるとちょっと難しいところ。

リヤデザインは完全にデミオ。

リヤエンブレムをトヨタに貼り換え、”YARIS”のバッジを貼付しただけになりますね。

北米仕様のヤリスといえば、2018年にセダン仕様とは異なるヤリス・リフトバックを生産・販売終了し、その置き換えモデルとして新たにハッチバックモデルが導入されたわけですが、そのデザイン性に関しては大きな話題となっており、「なぜOEMモデルで発表してしまったのか?」と疑問の声が多々ある模様。

そういったこともあってほとんど売れていないのも事実であり、早期的に販売終了するのも致し方ないところではありますね。

ちなみにパワートレインは、排気量1.5L 直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力105hpを発揮、トランスミッションは6速AT、駆動方式は前輪駆動(FF)のみとなります。

グレードとしては、LEとXLEの2種類がラインナップされ、上位グレードのXLEでは、16インチアルミホイールやフォグランプ、ボディカラーと同色のパワーミラー、クローム仕上げのエキゾーストパイプ、そしてインテリアにおいては、インフォテイメントシステムに組み込まれた音声認識搭載の7インチタッチスクリーンとAndroid Auto/Apple CarPlayを標準装備。

安全装備については、自動緊急ブレーキやリヤカメラ等も搭載されています。

ところで北米市場での新型GRヤリスの販売は?

その一方で、トヨタが以前発表したハイパフォーマンスホットハッチの新型GRヤリス(New GR Yaris)に関しても、北米市場では発売されない?といった噂が浮上していたそうですが、これについて北米トヨタは否定しており、「現時点での詳細な情報を提供することはできないものの、いずれは北米にも導入される予定である」と語っているそうです。

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Reference:motor1.com