アウトロー過ぎる1975年式・ポルシェ911カレラがオークションに登場!オーバーフェンダー&15万km以上走行&930ターボエンジン搭載【動画有】

改造費や予算は全く計算されていない男のロマンが詰まったカレラ

このリヤのフェンダーの張り出しが何とも溜まりませんね…片側何mmワイド化されたのかは明らかになっていませんが、これに合わせて964スタイルのバンパーとサイドスカート、GT2スタイルの巨大リヤウィングを装着。

更にはブラックのヘッドライトサラウンドも装備され、足元には18インチFiskeアルミホイールとTOYO Proxes R888タイヤを装着しているそうですが、ホイールハウスのクリアランスはほとんど無く、絶妙なところまでローダウンが施されているとのこと(ブレーキも大幅アップグレード)。

これにより、案の定アンダーボディとベース全体に擦り傷があるそうで、おそらくはサーキットなどでの走行に付いた勲章なのではないかと思われます。


エンジンは930ターボ製フラット6ターボチャージャーに載せ替え済み

過激なのは外観だけでなく、実はエンジンも純正から1989年式の930ターボに採用された排気量3.3L フラット6ターボチャージャーエンジン(改良版)へとスワップし、964カムシャフトやリフター、Rarlyl8 Motorsportsエキゾーストヘッダー、軽量フライホイール、ケブラークラッチも新しく採用した変態仕様に。

これによりトランスミッションも5速MTが搭載され、更に過激さを増した後輪駆動(RR)となったわけですが、その走りは更にキビキビさが増していて、サーキットで走らせるのもかなり危険だとか(おそらく操作性の難易度も向上している)。

スパルタン過ぎるインテリア

インテリアはこんな感じ。

やはりサーキット仕様に改造されているだけあって、その内容も非常にスパルタン(5連メーターは定番)。

シートはレカロ製ポールポジションレーシングシートを採用し、シュロス6ポイントハーネスやボルトインロールバー、WEVOシフター、モモ製ステアリングホイールを採用しています。

足もとのトリム部分も完全排除され、フロアマットやカーペットすらも剥がされるほど…アルミ製のペダルやカーボンファイバ製RSスタイルのドアパネル等、徹底的に排除できるものを取り除いた過激な仕様となっていますね。

なお先述にもある通り、走行距離は154,000kmとかなり走り込まれていますが、エンジンなどのメンテナンスは定期的に行なっていたためコンディションは抜群だそうです(予想落札価格は不明)。

【1975 911 Carrera turbo – walk around】

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Reference:CARSCOOPS