アストンマーティン「プロジェクト003(Project 003)はラ・フェラーリ並みのパワーを持つ」。ライバルは「マクラーレン・セナ」と「ラ・フェラーリ」だ!

2020-05-27

「プロジェクト003」はフェラーリやマクラーレンのトップモデルをライバル視している

先日アストンマーティンより公開された「ベイビー・ヴァルキリー」こと、最新ハイブリッドモデル「プロジェクト003(Project 003)」のティーザー画像が公開されましたが、このモデルに関して同社CEOであるアンディ・パーマー氏によれば、「プロジェクト003はラ・フェラーリとほぼ同じパワー(つまりは900hp後半)を持つ」ことが明らかになりました。

元々このモデルは、マクラーレンのスーパーシリーズである「720S」やフェラーリのV8ミドシップモデル「488シリーズ」が競合になる?と言われてきましたが、どうやらアンディ・パーマー氏のコメントによれば「これはマクラーレン・セナやポルシェ・918スパイダー、そしてラ・フェラーリといったトップグレードを競合としたモデルになるだろう」とのこと。


エンジンはもちろんだが、名前も「ヴァルキリー」に次ぐ最強の一台になる

気になるパワートレインについては、アストンマーティンがこれまで築き上げてきたフォーミュラ1(F1)技術とノウハウを活かしたV型6気筒ツインターボエンジン+電気モータを組合わせたハイブリッドエンジンを採用し、(「ヴァルキリー」のようなV12ハイブリッドまでは行かなくとも)最高出力1,000hpを発揮するような過激なモデルになることが予想されています。
また、車名についても以前にアストンマーティンが商標登録した「ヴァルハラ(Valhalla)」となる可能性が高いとのこと。

「ヴァルハラ」といえば、北欧神話における主神オーディンの宮殿を示し、古ノルド語ではヴァルホル(Valhöll:戦死者の館)を意味しますが、そもそも「ヴァルハラ」は兄貴分となるモデル名「ヴァルキリー」を殺害したことでも有名なので、北欧神話に関連付けたモデルとして登場するには十分にマッチした物だと思います。

そんな「ヴァルハラ」となるであろうこの次世代モデルには、カーボンバスタブシャシーが採用され、ボディパネルのほとんどにもカーボンファイバが採用されると言われています。
生産台数は僅か500台と非常に少ないですが、一応オプションとしてハンドル仕様は左右の何れかから選択が可能とこと。
登場時期については、2021年後半を予定しています。

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Reference:CARSCOOPS