【あのモデルはどうなった?】過激なデザインを持つメキシコ製ハイパーカー「インフェルノ」。世界限定11台のみ、その価格は2億円以上のエクストリームモデルだ【動画有】

2020-05-27

~意外と忘れ去られていたメキシコのハイパーカー「インフェルノ」~

2015年末に世界初公開された、メキシコの新興メーカであるインフェルノ・エキゾチックカーのエクストリームハイパーカー「インフェルノ」。
実はこのモデル、2016年10月時点で公式にて市販化することが決定していて、世界限定11台中8台が完売となっていました。

ただ、それ以降の詳細となる情報は全く明らかにされておらず、現在本当に市販化されていて納車準備も進んでいるのかは全く不明なままとなっています。
そんな「インフェルノ」というスーパーカーは、一体どういった個体なのか、おさらいも兼ねてご紹介していきたいと思います。


~「インフェルノ」はあらゆる先進的な技術を集約させた世界最高の一台だ~

その過激な見た目は、ドイツの新興メーカであるアポロ「IE(Intensa Emozione)」に匹敵するほどにエッジの利いたデザインなのですが、この個体のデザインを担当したのは元ランボルギーニのチーフデザイナであるAntonio Ferraioli氏。

「インフェルノ」は、過激な見た目を持つだけでなく、シャシーには、”Zinag(Zinc/Aluminium/Silver)”と呼ばれる特殊な可塑性低密度合金を用いており、軽量にしてレベル4の装甲車輌に匹敵する強度を持つと言われています。
更には、衝撃吸収性の高い素材「metal foam(発泡金属)」を採用していて、これだけのスペックを持ちながらも車体重量は1,200kg未満を実現しているとのこと。

気になるパワートレインについては、世界的に有名なWRCのマニュファクチャラーチームによって開発されたV型8気筒ツインターボエンジンが搭載され、最高出力1,400hp/最大トルク1,526Nmとブガッティ「シロン」に近いパワーを発揮します。

直線性のパフォーマンスについては明らかにされていませんが、パワーウェイトレシオは1未満となるため、相当な加速性能を発揮するのではないか?と言われていることを考えると、0-100km/hの加速時間は2秒未満を期待したいところ。

なお、気になる車両本体価格は2.15億円とのことで、ブガッティ「シロン」よりは安価になっている模様。
日本人オーナーが先行にてオーダーしているという情報は入っていないため、おそらく国内モーターショーにて拝見することはないと思われますが、アメリカ・中東市場辺りでのモーターショーにて出展される可能性が高そうですね。

【El superdeportivo exotico Mexicano mejor que Lamborghini y Ferrari [Inferno Mexican car]】

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