もう見なかったことにしよう…BMW新型「Concept i4」の量産モデルが世界初公開。2021年に登場予定で、やはりキドニーグリルは超巨大化に

2020-05-27

~レクサスのスピンドルグリルのようにいずれは見慣れてくるのだろうか…~

BMWの最新ピュアEVモデル「コンセプトi4(BMW Concept i4)」が遂に世界初公開。
今回発表された個体は、2021年に登場する上で量産化を想定したデザインに仕上げられているそうですが、最も気になっていたフロントマスクについては、やはりフルモデルチェンジ版・新型「4シリーズ・クーペ」同様にキドニーグリルが巨大化し、レクサスのスピンドルグリルのような賛否を得るようなデザインに変化することになりそうです。


~とは言え、スペックや先進的な機能性はかなり充実しているようだ~

「Concept i4」は、「iNext/iX3」でも採用される予定の第5世代eDriveテクノロジーが設定され、最新のバッテリーセルテクノロジーを使用したバッテリー容量 約80kWhの高電圧バッテリーパックを搭載し、システム総出力は530hpを発揮、航続可能距離はWLTPサイクルで600km(フル充電の場合)走行可能になるそうです。

スペックは申し分ないと思うんですけどね…とりあえず外観をチェックしていきましょう。
ボディカラーについては、BMW Vision iNextからインスパイアされたFrozen Light Copperペイントが採用されており、更にフロントエンドやサイド、リヤにブルーのアクセントを追加しています。

そしてフロントの超巨大キドニーグリルについては、先述にもある通り新型「4シリーズ・クーペ」にも採用される新デザイン言語で、フラップ式のグリルシャッターではなく、ドット柄のデザインを採用していますね。

他にも注目すべき点としては、足元のアルミホイールが何とも特徴的。
「Concept i4」用に作られた特別なアルミホイールだそうですが、軽量且つ空力特性を考慮したデザインとのことで、その分価格帯も超高額になるそうです。

リヤデザインはスポーツセダンのような引き締まったデザインで、リヤテールランプはシャープなL字形状を採用しています。
100%EVモデルなので、エキゾーストパイプはインストールされていないものの、リヤディフューザーは空力特性を考慮してかなりスポーティに仕上げられていますね。

~インテリアは高級感を演出したデザインに~

続いてはインテリア。
これはかなり近未来的なデザインで、デジタルゲージクラスターとインフォテイメントシステムの両方を収容する湾曲したディスプレイが設けられています。これはおそらく世界初の技術ではないかと思います。

ここに更に無反射ガラスを組み込むことで、太陽から保護するためにシュラウドが不要になり、照明条件に関係なく常に見やすい状況を作り出すそうです。
あとはセンターコンソールにあるクリスタル製のiDriveコントローラーやシートメモリーボタンも装備されています。

シートは主にファブリックやレザーを組み合わせたコンビタイプなり、ダッシュボードやドアパネル、3スポークステアリングホイールにはゴールドブロンズのアクセントを追加することで高級感を演出。
更に実用性を考慮するため、2シーターではなく後席も設けられた4人乗り4ドアクーペとなりますね。

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Reference:CARSCOOPS