女性議員の藤田まさみさんが幼い姉妹の車内15時間放置について言及。これを見たユーザーの歪んだ解釈により炎上する事態に

議員の発言が炎上しているのではなく、それを見たユーザーが大袈裟に炎上させているだけだと思う

藤田まさみさんが登場・炎上した内容というのが以下の通り。

毎年夏を迎えると必ずこういうニュースがあって胸が痛む我慢している。
いくら注意しても、放置した人を厳罰にしてもなくならない。

自動運転車もいいが、自動で車内の温度を一定以下に保つ技術ができないだろうか。

上に記載されている内容の前提には、もちろん車内に子供を放置してはいけないという内容が含まれていて、それに対して今後二度と同じようなことが起きないためにも、「自動運転技術」よりも「仮に閉じ込められてしまった子どもを救うために、車内の温度を一定以下に保つ技術」を持つことも重要ではないか?という考えを示しています。

しかしながら、こうした考えに対してもユーザーたちは「本来親の責任であるものを自動車メーカーに押し付けるべきではない」「子供を車内に放置するのが前提なのか?」「車の問題にするのはおかしい。親の倫理観の問題では?」といったコメントが寄せられ、”なぜ文章全体ではなく、一部の文章だけを切り取って”コメントしているのかが謎。

また「自動車メーカーに押し付けるべきではない」というコメントがありますが、別に押し付けているわけではなく、「車内の温度を一定以下に保つべき」といった発言はしていないですからね。

このあたりの文の解釈もナゼそのように捉えられるのかが疑問。


どんなに注意を呼びかけても、子どもを車内に放置する親が後を絶たないからこそ、今回のような呼びかけを行っているだけ

もちろん、車内に子供を放置することは論外ですし、どのような理由であれば、それが数分であっても数時間であっても、今回の様に15時間という半日以上の時間であっても、小さな女児を放置することは許されるものではありません。

それでも、いくら注意・呼びかけを行っても放置する人が後を絶たないからこそ、自動車技術にて何か対策がとれるような機能性が無かろうか?という意味でツイートしたと思うんですけどね…

残念ながら、政治家がコメントした内容を都合よく切り取ってコメントする当たり、やっていることはマスコミと何ら変わらないように感じますが、個人的な意見を言わせていただくと、仮に自動車の安全機能を更に進化させるのであれば、温度調整よりも子どもを放置してしまったら強制的にクラクションを鳴らしたり、「SOS」機能のように救急車などが放置された車両に向かうような緊急措置を設けるのも一つなのかな?と思ったりはします。

もちろん、この話の前提には必ず「子供を放置してはいけない」という一言が入りますが、残念ながらそれを切り取って印象を悪くするユーザーも少なからず存在するようです。

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Reference:NHK