トヨタ新型カローラクロスのグレード構成が明らかに!タイ市場向け同様に1.8L直4エンジンとハイブリッドの2種類、グレードは3種類に設定

2021年夏頃には、新型カローラクロスの国内生産に取り掛かる模様

2020年10月10日の中日新聞より、2021年度中(2022年3月末まで)に新型カローラクロスを国内投入する方針を固めていて、年々販売が低迷する国内新車市場の活性化とシェア拡大を狙う目的があるそうです。

もちろん、カローラシリーズでSUVモデルを日本国内投入するのは全くの初めてではあるものの、タイ市場にて生産されているカローラクロスとは別で、2021年夏頃より国内の工場にて生産する計画があるとのこと(そう考えると発表発売は2021年秋~冬が濃厚)。

日本国内での生産は、欧州市場などへ輸出する一つのきっかけにもなっていて、更にアメリカ・アラバマ州においてもマツダと建設中の新工場において、プラットフォームを刷新するタイプを2021年秋頃より生産する計画あるとして、まだまだトヨタのSUV市場の穴埋めは手を緩めることはなさそうです。


国内生産に踏み切る理由の一つにアノ機能も採用する?

なおこれは、前回のブログでもご紹介した通りなのですが、新型カローラクロスはC-HRと新型RAV4の中間的な立ち位置となるCセグメントSUVながらも、プラットフォームはカローラシリーズと同じTNGA-Cを採用しています。

そのため、C-HRやRAV4にて全車標準装備されている電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドが装備されず足踏み式のサイドブレーキとなるため、商品力という点ではちょっとマイナス評価に。

Hybrid Premium Safety

もちろん、電動パーキングブレーキが採用されていないということは全車速追従式のアダプティブクルーズコントロールが装備されないため、安全装備の面でもC-HR/RAV4に劣りますし、もっというなれば下位グレードの新型ヤリスクロス(New Yaris Cross)に採用される装備がカローラクロスには無いことになります。

しかしながら、これはあくまでもタイ市場並びにタイ生産のカローラクロスでの話となるため、もしかすると日本市場向けのモデルは電動パーキングブレーキを採用してくるかもしれませんし、車内の質感も大幅に向上するかもしれません。

トヨタはSUV市場を独占するために手段を選ばない

あとはこのモデルがどのポジションに入ってくるか?だと思うのですが、CセグメントSUVでオフロード主力ということであれば、同じCセグのC-HRに並ぶことになり、それはいわばオフロード向けのRAV4/シティ向けの新型ハリアーと同じで、この隙間を埋める為にオフロード向けのカローラクロス/シティ派向けのC-HRというポジション取りになるのだと予想。

そう考えると、トヨタのSUVラインナップにほとんど隙間は無く、顧客のニーズに合わせたSUVを網羅することになり、より一層トヨタによるSUV市場の独占が見られるかもしれませんね。

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Reference:中日新聞