トヨタ「ハイエース/レジアスエース」にリコール!配線関係に問題ありで、最悪の場合はバッテリ上がりで走行不能になる恐れアリ
~大型バッテリ搭載の「ハイエース/レジアスエース」は要注意!~
トヨタのワンボックスモデル「ハイエース/レジアスエース」の2車種・240台にリコール。
リコール内容としては、大型バッテリを搭載した架装車両において、エンジンルーム内の電気配線組付指示が不適切なため、当該配線の端子が周辺部品と十分な間隙が確保されていないものがあるとのこと。
そのため、使用過程で当該配線の端子が周辺部品と接触し、最悪の場合、短絡してバッテリが上がってしまい、走行不能になるおそれがあるとしてリコールを発令しています。
~対象モデルをしっかりとチェックしていこう!~
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は発生していないものの、既に不具合が1件しており、試乗からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][ハイエース/レジアスエース]
・KR-KDH205V/KDH205-0008635~KDH205-0040286/平成17年 3月7日~平成19年 8月20日/10台・ADF-KDH206V、LDF-KDH206V/KDH206-6000502~KDH206-6017672/平成20年10月10日~平成30年 1月30日/118台
・CBF-TRH200K、CBF-TRH200V/TRH200-0006357~TRH200-5020748/平成17年 2月 9日~平成26年 2月24日/76台
・CBF-TRH221K/TRH221-0005621~TRH221-0009020/平成18年11月15日~平成19年 9月 7日/6台
・CBF-TRH223B/TRH223-6013247~TRH223-6071663/平成19年2月23日~平成21年12月22日/25台
・CBF-TRH226K/TRH226-0003229~TRH226-0011345/平成19年 3月22日~平成25年 5月17日/3台
・QDF-GDH206V/GDH206-1024559~GDH206-2002907/平成31年 1月16日~令和元年11月 29日/2台
改善措置としては、全車両、当該配線とブラケットの間隔を点検し不足しているものは締付け角度を修正するとのこと。
また、当該配線に損傷があるものは新品に交換するものの、予防的措置として、全車両、保護材及び警告ラベルを追加するリコール作業を実施するとのことです。
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Reference:国土交通省