フルモデルチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(400Z)が公道を走った!何とアメリカのイベント会場まで自走するサプライズパフォーマンス…なお公道でのスパイショットは世界初【動画有】

新型フェアレディZプロトが、初めてフロントボンネットをオープン

日産が2020年9月16日に世界初公開したフルモデルチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New FairladyZ, 400Z)ですが、このモデルに関して公式に公開された主要諸元は以下のみでした。

【新型フェアレディZ(400Z)主要諸元】

エンジン:V-6ツインターボ
トランスミッション:6速マニュアルトランスミッション
全長:4,382mm
全幅:1,850mm
全高:1,310mm
ホイール/タイヤ寸法:Front: 255/40R19 Rear: 285/35R19

現時点では、具体的なエンジンスペックについては明らかにされていないものの、各メディアが発信している情報によれば、インフィニティQ60レッドスポーツ(Infiniti Q60 Red Sport 400)に搭載される排気量3.0L V型6気筒ツインターボエンジンが流用され、最高出力406ps/最大トルク474Nmを発揮すると予想されています。

まだまだ謎の多い新型フェアレディZですが、海外カーメディアCARSCOOPSが取り上げているNissan Crossingギャラリーにてスパイショットされた新型フェアレディZをチェックしていくと、ほんの少しではあるものの新型フェアレディZのエンジンルームが確認できる画像を公開しています。


新型フェアレディZのフロントボンネットはつっかえ棒(突っ張り棒)式

こちらが今回スパイショットされている新型フェアレディZ。

フロントフードが持ち上げられていますが、この点はダンパー式ではなく先代同様につっかえ棒式。

恐らくは軽量化などの目的も含まれているとは思いますが、ロングノーズでフロントフードが大きいとつっかえ棒での固定は中々に面倒で、特に小柄な方がするのは大変(洗車のときとか苦労しそうだ…)。

とはいえ、既に既に先代フェアレディZ専用のダンパーも販売されているため、新型でも確実にダンパー式も市販化されるでしょうね。

あとは、この角度からだと明確には確認できないものの、エンジンルームには大きなエンジンカバーやイエローのアクセントパーツのようなものが複数確認できます。

こちらが別の角度からスパイショットされたフロントエンジンルーム。

エンジンカバーには新生日産のロゴが確認でき、両サイドにはイエローのアクセント、更には他のコンポーネントがインフィニティQ60レッドスポーツ400と同じとのことですが、この位置からだと何とも言えないところ。

新型フェアレディZとQ60レッドスポーツ400のエンジンを比較していこう

画像はかなり限られていますが、この角度から見える新型フェアレディZと、インフィニティQ60レッドスポーツ400のエンジンを比較していきましょう。

こちらがインフィニティQ60レッドスポーツ400のエンジンルーム。

確かに手前3つの特徴的なラジエータースタイルのキャップや、左2つの階段状のレイアウト、エンジンカバーのすぐに右側に設けられるホース類などを見ていくと、確かにこの辺りは新型フェアレディZのフード内と類似している部分はあるかもしれません。

まだ現時点では100%同じエンジンを流用しているとは言い切れないものの、次期フェアレディZにはいくつかのグレードが展開されるとの情報もあり、その中にはV6ツインターボよりも更にダウングレードものも存在するとか。

このモデルの発売時期は2021年末頃を予定しているため、もしかすると夏~秋頃にかけて新たな情報が展開されると思われ、その時にはグレード構成も明らかになっているでしょうから、情報が明確になり次第当ブログにてすぐに展開していきたいと思います。

既に新型フェアレディZの量産デザインも明確に…あとは正式発表を待つばかり

ちなみに新型フェアレディZの量産モデルと思われる特許画像も公開されましたが、フロントグリルパターンやリフレクター、リフトゲートが若干異なっているぐらいで、それ以外のところはほぼプロトタイプと同じ。

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インテリアの特許画像は公開されていませんが、こちらもコンセプトモデル同様にダッシュボードに12.3インチのフルデジタル液晶メーターが採用され、最新のインフォテイメントシステム、専用スポーツシートなどが採用される予定となっています。

トランスミッションは、6速MT/ATの両方がラインナップされるとのことですが、新型Zを購入される方の何割がMTを選択するのかも気になるところですね。

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