えっ、もう?発売されたばかりのホンダ新型Honda eにリコール!シートベルト警報に不具合…更にCRF1100LもABS関連の不具合でリコールへ
発売直後のリコールとはいえ、まだ深刻な内容ではなさそうだ
2020年10月30日に発売されたばかりとなる、ホンダ初のピュアEVモデル・新型Honda eに早くもリコール!
国土交通省によると、今回対象となっているモデルはHonda eの1車種・計200台で、発売前に準備されていた車両全てが対象になっているとのこと。
具体的なリコール内容としては、コンビネーションメータにおいて後席シートベルト警報制御プログラムが不適切なため、POWER ON時に後席乗員のシートベルトが非装着の状態で後席シートベルト警報が表示されないとのこと。
そのため、協定規則第16号の技術的な要件に適合しないとのことから、リコールを届け出ています。
対象モデルをしっかりとチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる不具合や事故は発生しておらず、取引先からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][Honda e]
・ZAA-ZC7/ZC7-1000038~ZC7-1000243/令和 2 年 7 月 27 日~令和 2 年 10 月 30 日/200台
改善措置としては、全車両、コンビネーションメータの後席シートベルト警報制御プログラムを対策プログラムに書き換えるリコール作業を実施するとのことです。
最悪の場合、制動停止距離が延びついて追突被害の恐れも?
続いては、ホンダCRF1100L Africa Twinの1車種・132台にリコール。
リコール内容としては、ABS(アンチロックブレーキシステム)モジュレータにおいて、グリス塗布設備の管理が不適切なため、リザーバピストンのOリングへ過剰なグリス量が塗布されたものがあるとのこと。
そのため、ブレーキ操作の繰り返しによりアウトバルブへ移動したグリスに異物が付着し、逆止弁へ噛み込むと、制動停止距離が伸びるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをしっかりとチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる不具合や事故は発生しておらず、取引先からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][CRF1100L Africa Twin]
・2BL-SD10/SD10-1000018~SD10-1000151/令和元年 10 月 29 日~令和元年 11 月 21 日/132台
改善措置としては、全車両、ABSモジュレータの製造番号を点検し、該当するものは良品に交換するリコール作業を実施するとのことです。