フルモデルチェンジ版・三菱の新型ランサーエボリューションⅪはこうなる?新型アウトランダー顔でアグレッシブ、やはりフロントグリルはダイナミックシールド

三菱のアイデンティティも上手く踏襲するスポーツセダン

続いてはスタンダードグレードとなる、三菱のフルモデルチェンジ版・新型ランサーはこうなる?というレンダリングをチェックしていきましょう。

今回このレンダリングを作成したのは、デジタルアーティストEnoch Gabriel Gonzales氏で、非公式ながらも、先ほどの新型エボⅪ同様に完成度は非常に高く、いつ市販化されてもおかしくないようなデザイン。

ボディスタイルとしては、先代より引き継がれる4ドアセダンではあるものの、更に滑らかなボディラインで4ドアクーペに近いスポーティスタイル。

そして三菱のアイデンティティともいえるダイナミックシールドグリルを採用しつつ、グリルパターンは今までにない縦基調のスリットが入っていますが、どこか韓国起亜や中国車のグリルパターンにも見えるのは不思議なところです(国内だけでなく欧州や東南アジアなどでの市販化をイメージ?)。

あとはコンパクトでエッジの効いたヘッドライトが印象的で、LEDデイタイムランニングライトは、新型エクリプスクロス(New Eclipse Cross)/アウトランダー(Outlander)と同じ”へ”のデザインを採用し、その直下に二眼タイプのLEDヘッドライト、そして別のハウジングにLEDフォグランプを搭載しています。

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まるでトヨタ新型MIRAIのような伸びやかなセダンスタイル

続いてサイドビューはこんな感じ。

トヨタ新型ミライ(Toyota New Mirai)のようなスポーティなブルーカラーで、より引き締まったスポーツセダンといった印象でしょうか。

トップルーフはフラットなラインがなく、どちらかというとクーペもしくはファストバックに近いフォルム。

足もとのアルミホイールも非常に複雑なマルチスポークタイプとなりますが、元々ラリーカーとしての印象の強いランエボなだけに、こうしたラグジュアリー志向のアルミホイールに違和感はあるものの、時代の変化に合わせたスポーツラグジュアリーなホイールにするところはデジタルアーティストの高いセンスだと思います。

リヤテールランプはレクサス新型IS風?

リヤビューはこんな感じ。

まさかのレクサス新型ISと同じとなる、センター直結式の一文字テールランプを採用し、ウィンカー部分も両サイドL字の内側が点滅する仕組みになっているようです。

参考のため、新型ISのリヤテールランプはこんな感じ。

先程の新型ランサーのテールランプは、L字部分が二重になっていましたが、アーチを描くような一文字テールは新型ISそのもの。

再度新型ランサーのリヤエンドに戻ります。

こうして真後ろから見てみると、リヤテールゲートやバンパーの面積が非常に大きいからなのか、クーペ/ファストバックのようには見えず、どちらかというリフトアップされたクーペSUVに近い感じ。

マフラーは、両サイド1本出しのデュアルエキゾーストをインストールしたオーバルタイプで非常にカッコ良く、このあたりの潔さは三菱らしいところです。

こちらは新型ミラージュなどにも採用されるような、サンドイエローメタリックに近いカラーリングですが、こうした個性的な色合いでもスポーティ且つオシャレに見えるのがランサーエボリューションの強み(ちょっとフォルクスワーゲン・アルテオンっぽくも見える)。

現時点で新型ランサーの市販化の予定は無いとのことですが、何れは復活してほしい一台ですし、販売需要が低迷するセダン市場に一石を投じるようなモデルとして再び注目されることを期待したいところです。

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Reference:Behance