【国産乗用車編】2021年2月の登録車新車販売台数ランキング50を公開!トヨタ新型ヤリスが2万台超えでダントツ1位、一方で日産の新型ノートe-POWERは7位と伸び悩む

上位10台のうちトヨタが8台を独占するのは異常

毎度のことではありますが、やはり定期的に新型車を発表・発売してくるトヨタは非常に強く、上位10台中8台がトヨタによる独占で圧倒的。

加えてモデル末期のトヨタ・アルファードに関しても、ここ4か月の新車販売台数は1万台/月を突破していて、その背景には販売チャネルの併売化が大きく影響し、これまでヴェルファイアしか購入できなかったディーラーでもアルファードが購入可能になったため、顧客がどんどんアルファードに流れているのでしょうね。

あとは昨今の諸事情による公共交通機関の利用自粛に伴い、ファミリーカー且つほとんど競合が存在しないフラッグシップミニバンのアルファードを購入する層が増えているのも大きな要因だと思われます(他のミニバンよりも、先進装備充実でデザインや価格、豊富なグレードとバリエーション、品質、ブランドから自然にアルファードに流れるのだと思う)。


コンパクトカー部門では新型ノート/フィット4でも新型ヤリスに勝てない?

そして新型ヤリスシリーズが圧倒的1位で2万台を超えている一方、競合の日産の新型ノートe-POWERは7,246台と7位にランクダウンし大きく伸び悩んでいます。

この背景には、昨今の諸事情による半導体の供給不足が起因していて、新型ノートの大幅減産により「販売台数を伸ばしたくても伸ばせない」という状況に立たされているのだと考えられます。

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あとはもう一つの競合ともいえるホンダ新型フィット4が5,782台と12位に大幅ダウンしていますが、こちらも新型ノートe-POWER同様に大幅減産が影響しているためだと思われます。

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一方で日産の新型キックスe-POWERは、ようやく生産・納期が安定してきたのか、待望の5,069台で14位にランクアップ。

唯一ランキング50にランクインしなかったレクサス

あと今回のランキングにて一番気になったのが、レクサスの車両が一台もランクインしていないということ。

前回は新型IS300hが798台で49位にランクインしていましたが、受注一旦停止や昨今の諸事情が大きく影響して販売台数を減らしているものと予想され、NXはモデル末期で2021年10月にフルモデルチェンジ版・新型NXが発売予定のため中々売れない、RX/UXも伸び悩んでいるという状況なのでしょうね。

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Reference:一般社団法人日本自動車販売協会連合会