フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼルの「残念な点」と「良い点」を見ていこう!Honda CONNECTナビ用TVキャンセラー無し、オートブレーキホールド機能のメモリー化など

新型ヴェゼルの良い点2つをチェックしていこう

続いては、ホンダ新型ヴェゼルの良い点2つをチェックしていきましょう。

良い点①:エンジン再始動後もオートブレーキホールド機能ONが記憶されている

まず新型ヴェゼルの良い点1つ目ですが、個人的に非常に嬉しいポイントだったのが、オートブレーキホールド機能がエンジン再始動後も記憶されているということ。

現在ほとんどの国産モデルは、電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドを搭載しているモデルに限り、エンジン始動後にオートブレーキホールド機能をONにしていても、”P”レンジに入れた瞬間にホールド機能が解除され、エンジン再始動したら再度オートホールド機能をONにしないといけないんですね。

しかし新型ヴェゼルでは、こうした煩わしい動作を省くために、オートブレーキホールド機能ONを記憶することが可能で、エンジン再始動後もONになったままになります。

国産モデルでは、フルモデルチェンジ版・日産の新型ノートe-POWER(Nissan New Note)に続いて2台目になりますが、個人的にはかなり重宝している機能ですし、長距離移動や渋滞時の疲労軽減、事故の未然防止という観点から、今後も新型車を購入する上で大事にしたいポイントです。

恐らくではありますが、こうしたオートブレーキホールドのメモリー化は、新型ヴェゼルをきっかけに新型シビック・ハッチバック(New Civic Hatchback)や新型ステップワゴン(New Stepwgn)にも適用されるのではないかと考えています。


良い点②:シフトノブやエアコン等のインパネ関係は新型フィット4と共通だが、操作性は抜群

これも前回のブログにてご紹介済みですが、新型ヴェゼルのセンターシフトやエアコンなどのインパネ関係は新型フィット4(New FIT4)からの流用になるため、目新しさはないものの、操作性は抜群に高いです。

特にエアコン操作系は、風量・風向・温度の三連ダイヤルが設けられていて、いずれも直感的な操作が可能で、情報量も非常にシンプルなのですぐに馴染むと思います。

特に風向は4種類のパターンが予め表示されているので、どの風向に設定したいのかも非常に楽。

あとはシートヒータースイッチもピアノブラックは変わらず、3段階調整が可能なので、その時の気温の低さ、体感的な寒さによって直感的に暖かさを調整できるのは非常に嬉しいポイントだと思います(2段階調整だと暖かさが極端だったりする)。

そしてセンターシフトも新型フィット4と共通で、削り出しのアルミに本革グリップとシフトブーツが設けられたストレート式に。

これはあくまでも個人的な意見ですが、シフト操作するときの軽やかな”カタッカタッ”という音の心地が良いため、これをそのまま新型ヴェゼルに導入して頂けたのは嬉しいポイントでした。

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