フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼルで高速道路ドライブ!ハイブリッドモデルの加速や安定性、車線維持支援システム(LKAS)などの安全装備の精度も評価

新型ヴェゼルの高速道路での安定性やHonda SENSINGもチェック!

引続きホンダ新型ヴェゼルでの高速道路走行インプレッション。

高速道路での安定性についてですが、BセグメントのコンパクトSUVといえども、やはり重厚感のあるボディの影響もあって、走行中にハンドルが持っていかれたり、轍を通過して走りが不安定になるということは特に無し。

高速域に入ってもノイズは少ないですし、ちょっとした風切り音はあるにしても、車内の話し声が聞こえないということも無く、一般道に比べて声や音楽のボリュームを上げなければならないということも無し。

路面からシートに伝わってくる振動は極めて微小ですが、若干後方からの突き上げが気になるかな?っという位なので、この点は後日後席に乗って細かくインプレッションしていきたいところです。


新型ヴェゼルのHonda SENSINGも評価していこう

そしてここから予防安全装備Honda SENSINGの評価を行っていきましょう。

①:車線維持支援システム(LKAS)

まずは車線維持支援システム(LKAS)についてですが、これは車線中央に沿って走行できようにステアリング操作をアシストするもので、これが作動する速度は概ね65km/h以上と他車種と変わらず。
※高速道路を降りた後、自動車専用道路でも使用してみたところ、65km/h以上で作動した後に、60km/h以下でも作動していることは確認済み。

実際のところ、このアシスト力はそこまで強力なものではなく、ハンドルを回したときにちょっとした抵抗が入るぐらいで、振動や警告音なども新型フィット4などと同じで目新しいものは特に無しといったところ。

②:渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC)

続いて渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC)ですが、この機能で最も気になっているのがブレーキ力。

以前所有していた新型フィット4のACCだと、前方車両との距離が近づいてから気持ち強めのブレーキが多く、精度的にはいわゆる「熟練ドライバーのようなナチュラルな減速」というわけでは無かったんですね。

しかしながら新型ヴェゼルでは、その点が少し改良されたのか、前方車両との車間距離が近くなる前に少し柔らかめのブレーキで減速しつつ、前方との車間をキープするような熟練ドライバー気質な仕様に変更されているように感じました。

反対に加速する際は、一気にスピードを上げていくのではなく、これも徐々に速度を高めていく走りで特に違和感はなかったです。

総じて新型ヴェゼルの高速道路走行&Honda SENSINGの評価は高め

以上が新型ヴェゼルの高速道路インプレッションですが、一般道での評価含め総じて高め。

別の言い方をすると価格相応で、総支払額に対しての完成度も少し高めといったところです。

まだ納車されてガッツリと長距離移動したわけではなく、空き時間で高速道路を軽くドライブしただけでの評価なので(片道30kmぐらい)、今後もう少し距離を伸ばした高速道路インプレッションを実施できたらと思います。

ホンダのフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼルに関するインプレッションや維持費、トラブルなどは、コチラにて全てまとめております。

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