これは酷い…岐阜県にて発生した煽り運転と女性の悲鳴。女性は終始煽られていたというよりも「あおり運転」の原因を作っていた恐れも?【動画有】

2022-06-29

女性ドライバーは「なぜあおり運転被害を受けた」を明確に理解していない可能性が高い

なお先ほどのあおり運転が発生する前、「どうしてあおり運転が起きてしまったのか?」という内容に対して、女性ドライバーは「右折レーンに入ろうとしたときに、あおり運転をしてきた車を追い抜いてから入り込んだため、しかし無理やり入ったわけではない」と説明。

その後女性ドライバーは「ほどほどに車間距離が空いていたため入ったのだが、それが気に入らなかったのか…」とコメントしているものの、この説明が本当に正しかったのかがポイント。


女性ドライバーは、雨の日の一般道で70km/hまで速度を上げ、無理やり割り込んできた

なおニュースメディアは、ご丁寧にもあおり運転が発生する前の映像を公開していますが、上の画像の右側車線を走行しているのが、先ほどのあおり運転を繰り返していた黒いクルマ。

女性は先ほど、右側車線(右折レーン)に「無理やり入ったわけではない」と説明しましたが、実はこのドライブレコーダーには、ご丁寧にも撮影日時や方角だけでなく、当時の走行速度も表示されていました。

こちらがその映像。

何と雨の日の一般道を69km/h(約70km/h)まで加速し、その後黒いクルマを追い抜き、急ブレーキをしながら右折専用レーンへと割り込んでいったわけですね。

これを黒いクルマのドライバーは「無理やり割り込んできた」と思い、その後煽り運転を行ったものと予想。

もちろん煽り運転をすることは大問題ですが、そもそもあおり運転を誘発させるような危険運転をドライバーが行っていたことも事実。

女性ドライバーはゼブラゾーンを「走行してはいけない」と勘違いしていた?

もしかすると女性ドライバーは、黒いクルマが走行しているゼブラゾーン(導流帯)を走行してはいけない?と勘違いしていた可能性もありますが、少なからず黒いクルマがゼブラゾーンのエリアを走行する行為は違反ではないのでご注意を。

参考までに、自動車保険チューリッヒでも、ゼブラゾーンについて以下のように記載しているので、「ゼブラゾーン=立ち入り禁止区域」ではないことを改めて認識する必要があるかと思います。

今回の様にあおり運転発生の下になりかねないですし、交通ルールを守っていること、把握していることで、あおり運転も事前に防ぐことができるかもしれません。

ゼブラゾーンは立ち入り禁止場所ではありません。道路交通法第17条6項の「車両は、安全地帯又は道路標識等により車両の通行の用に供しない部分であることが表示されているその他の道路の部分に入つてはならない」の「安全地帯」「立入禁止場所」とは異なり、道路交通法上の処罰の対象ではありません。

しかし、ゼブラゾーンは車が安全・円滑に走行することを誘導するために設けられた区画であり、走行することを目的に設置されていないので、警察ではゼブラゾーンを走行しないよう指導しています。

via:チューリッヒ

あとは上記のように違法な速度で追い抜き+割り込みをするだけでなく、衝突被害を受けていないにも関わらず、過剰に悲鳴を上げてパニックに陥るということであれば、そのような精神状態にて運転することは非常に危険。

助手席に座っていた旦那さんに運転を代わるなど、極力女性ドライバーの方は運転を控えた方が良いかもしれないですね。

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