ホワイトパール塗装剥がれはトヨタだけじゃない!2010年式付近の日産セレナ(C26型)でも度重なる塗装剥がれが発生しているようだ…新型ノートでは塗装ムラも?

2022-07-15

日産セレナ(C26型)の塗装剥がれによる修理費用は約23万円

なお先ほどの2013年式となる日産セレナ(C26型)の塗装修理費用ですが、残念ながら3年間の保証期間は過ぎているため、無償修理とはならずに230,050円(税込み)と結構な金額に。

読者様の情報によると、「販売店でもこういった塗装修理の依頼は多い。ディーラー修理だとお金がかかるので、直接板金塗装屋さんに修理依頼をした方が安い」との提案を受けた結果が、この金額だったそうです。

板金屋さんで安いといえども20万円以上の修理費用は相当な出費ですし、一方で日産のお客様相談室に相談しても、全く聞く耳を持ってくれなかったそうで「どうにかできないものか…」と考えている方も、読者様以外に多数の方が悩んでらっしゃるのではないか?とも考えたり。

なかには無償修理を対応している日産ディーラーも

ちなみにこういった塗装剥がれの修理は、トヨタディーラー同様に日産ディーラーでも最低5店舗が無償修理に対応したことがあるとの報告も頂いていて(5件ともに塗装剥がれ被害を受けたオーナー様)、しかしどういった理由で無償修理対応を実施したのかは不明。

つまり、ディーラーによって「無償修理」「有償修理」「修理自体拒否」という明確な基準は設けられておらず、この点もトヨタ同様に基準を統一しておかないと、後々ユーザーからのクレームが発生することも十分に考えられそうです。


塗装剥がれではないが、新型ノートe-POWERではかなり珍しい塗装ムラも確認されている

続いては、2020年12月23日に発売されたフルモデルチェンジ版・新型ノートe-POWERですが、このモデルが納車された直後に、サイドステップ部分の塗装ムラがかなり目立つとして、日産ディーラーに一度相談したとのこと。
※画像は、匿名希望様より事前に許可を頂いて掲載しています。

日産ディーラーとしては、特にこれといった説明もなく「そういうもの」と簡単にまとめていたそうですが、おそらくはチッピング対策だと思われるものの、どうやら左右で大きく仕上がりが異なっているとのこと。

ちなみにこの塗装ムラ問題ですが、オーナー様がSNSに掲載した後、相当な反響があったとして、それを日産ディーラー側がたまたまチェックしたのかは分からないものの、ディーラーから「塗り直し」の提案を受けたそうです。

その後オーナー様は、塗り直しの提案に応じられたかどうかは不明ですが、こうしてSNSなどを駆使しして周知させることも、(使い方にもよりますが…)良い方向へと導き出せる最善の方法なのかもしれませんね。

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