フルモデルチェンジ版・レクサス新型NXのメーカーオプション「デジタルキー」の使い勝手は?不満に思うポイントも多く、今後の改善にも期待したいところ【動画有】
引き続き、レクサス新型NX専用のデジタルキーをインプレッションしていこう
相性の問題?スマホのバッテリー容量が少ないと、デジタルキーが正常に作動しない場合も
引き続き、レクサス新型NXのデジタルキーについてインプレッションしていきましょう。
これも仕様なのか、スマホとの相性によるものなのかは不明なのですが、スマホのバッテリー容量が10%未満だと、キーロック/アンロック(電動テールゲートのオープンも含めて)/エンジン始動が出来ないときがあるということ。
「充電10%未満=必ず上記の操作ができない」というわけでは無いのですが、私のようにスマホの充電を車内にてすることが多い場合だと、ちょっと使い勝手としては宜しくないのかもしれません。
デジタルキーだとウォークアウェイ機能は使えない
そしてレクサスの新機能の一つともいえるウォークアウェイスイッチ機能ですが、これはいわゆるホンダ新型ヴェゼル(Honda New Vezel)などと同じ電動パワーテールゲートの予約ロック機能を意味するわけですが、基本的にはスマートキーの検知エリア外になったときに、リヤテールゲートが自動で閉まって、更にキーロックしてくれるというもの。
両手に荷物を持っている状態だと、電動テールゲートスイッチを押すことが難しいため、そういったときに便利なのがウォークアウェイスイッチ機能なのですが、残念ながら、これはデジタルキーだと対応していないのでご注意ください。
【パワーバックドア ウォークアウェイ機能の使い方】
改めてデジタルキーの使い勝手ってどうなの?
以上のことから、レクサスの新たな試みともいえるでデジタルキーは、確かに家族間でシェアできるというシンプルな使い勝手の良さがある一方で、スマートキー本来の機能性を活かせるのか?スマートキーの代替えとなるのか?と言われると決してそうではなく、特に1台の新型NXを一人だけで活用する場合は、使い勝手はそこまで宜しくないかもしれません。
そう考えると、「後付けできないメーカーオプションだから付けておきたい」という方や、「リセールに影響するかもしれないから付けたい」という方は、付けておくのはアリだと思う一方で、33,000円税込の価値があるか?と言われると「正直高い上に、今は付けなくても良い。導入されたばかりで不具合も多いため、今後の改善・アップデートに期待したい」というのが私なりの結論となりました。
あくまでも実際に使用してみて、私なりに感じたことを簡単にまとめただけに過ぎないため、デジタルキーの内容が気になるという方は、少しでも参考になりましたら幸いです。
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