ポルシェ新型911スポーツクラシック(992世代)が世界初公開!1970年代を彷彿とさせるレトロ感、918スパイダー以来となるセミアニリンレザーも採用へ

ポルシェ911の売りは「ワイドでセクシーなボディスタイル」

引き続き、世界限定1,250台のみとなるポルシェ新型911スポーツクラシックを見ていきましょう。

パフォーマンスも期待できそうな新型911スポーツクラシックですが、やはりベースが911ターボということもあり、ヴィンテージ感漂うフォルムに加え、リヤフェンダー含むワイドボディが何とも魅力的でセクシー。

更にダブルバブルルーフは、997時代のスポーツクラシックへのコールバックとのことで、随所に旧911の伝統を受け継ぐスタイルはポルシェらしいところ。


一切妥協を許さず、見えないところの軽量化にこだわるところもポルシェらしい

あとほとんど目立たないポイントもあり、ダブルバブルルーフの内側には炭素繊維強化プラスチック(CFRP)が採用されることでさりげない軽量化が施され、更にフロントボンネットもCFRP製と、この辺りは現行911ターボでは採用されていない特別装備。

固定式のフロントリップスポイラーやブラックLEDマトリックスヘッドライトも、新型911スポーツクラシック限定とのことで、より一層の特別感が得られるのではないかと思います。

あとはサイドベントが設けられていないことから、現行911ターボとは大きく異なるボディパネルを採用することとなり、その分新たなワイドフェンダーを一から作り直すことになるわけですが、ポルシェの専属マニュファクチュアディレクターであるボリス・アペンブリンク氏によれば「エンジンを離調することは必要な空気が少なくなることを意味する」と説明。

これに加え、「ダックテールスポイラーの下のダクトを含む、廃除されたベントをさらに補うために他のエアチャネルを作り直した。最終的には本モデル専用の非常にクリーンなワイドボディとなった」と語っており、おそらく開発コストも相当なものになっていると予想されます。

インテリアには特別な素材も採用

インテリアは非常にシンプルな水平基調で、911ターボをベースとしたレイアウトに。

そしてシート表皮もチェックしていくと、クロスタイプにセミアニリンレザーを組み合わせたコンビタイプとなっていますが、この素材を使用したのは918スパイダー以来とのことで、かなり希少なモデルになることは間違いなさそう。

気になるボディカラーですが、「ブラック」「アゲートグレーメタリック」「リンドウブルーメタリック」「スポーツグレーメタリック」の全4色のみで、一番最後のスポーツグレーメタリックが今回の特別仕様車用に準備されたカラーだそうです。

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Reference:motor1.com