フェラーリが世界に一台しか存在しないワンオフモデル新型SP48 Unicaを世界初公開!F8トリブートがベースながらも新型ローマ似?価格は3億円以上で転売不可【動画有】

2022-09-29

引き続きフェラーリのワンオフモデルとなる新型SP48 Unicaをチェックしていこう

引き続きフェラーリ新型SP48 Unicaをチェックしていきましょう。

こちらはリヤクォータービュー。

わずかに低い位置に取り付けられたさまざまなサイドエアインテークが確認でき、サイドスカートのブラックの面積が拡大していますが、おそらくブラックの要素は全てカーボンファイバ製ではないかと予想されます。

ホイールデザインもスパイラル形状のデュアル5スポークを採用していますが、恐らくフロント20インチ・リヤ21インチの前後異径だと予想。


テクスチャー&グラデーションでデカールを演出するフェラーリの芸術性も良き

上空から見た時のSP48 Unicaのプレスラインも芸術的ですが、トップルーフからエンジンカバーに向けてテクスチャーとグラデーションを組み合わせたブラックカラーが何とも魅力的。

センターストライプだけでも十分高額ですが、おそらくグラデーションカラーに仕上げるだけで数百万円のオプション費用が発生してそう…

なおパワートレインは、F8トリブートと全く同じ排気量3.9L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力720ps/最大トルク770Nmを発揮。

0-100km/hの加速時間は僅か2.9秒、0-200km/hの加速時間は7.8秒、そして最高時速は340km/hにまで到達します。

内装の画像は公開されていませんが、主にF8トリブートから引き継がれているとして、例えば新型ローマや296GTBなどのようにタッチパネルを多用したUIではないとのこと。

そしてリアウィンドウがないことを除けば、ダッシュボードの助手席側に「SP48 Unica」のレタリングバッジを貼付するぐらいで、特に大きな変化は無いと考えられそうです。

SPシリーズが完成するのに約3年、価格帯も3億円以上

なお参考までに、フェラーリのSPシリーズは、フェラーリが定めた上位(VIP)顧客250名を対象に、フルオーダーメイドのワンオフモデルを受注するプログラムを導入していて、しかしこのモデルの開発から最終完成までに約3年、そしてその車両本体価格は3億円からといわれているため、僅か1台のためだけに要する時間やコストを考えると納得できるところ。

そしてSPシリーズに関しては転売することが不可能なため、その規約を破るとどんな上位顧客であっても新型車やスペチアーレモデルを購入することはできないとの情報もあるようです。

おそらく今後は、F8トリブートのあとにもF8スパイダーやSF90ストラダーレ(スパイダー)、ローマ、296GTBをベースとしたワンオフタイプのSPシリーズが登場する可能性は非常に高く、登場時期もまだまだ先になると予想されます。

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Reference:motor1.com