メルセデスベンツがフルモデルチェンジ版・新型CLAクラスとピュアEVクロスオーバー・新型EQEと思わしきティーザー画像を公開!なおエントリーモデルも3車種廃止に

2022-07-07

メルセデスは今後、エントリーモデルを簡素化し、Cクラス以上のモデルに力を入れていく模様

ドイツの高級自動車メーカー・メルセデスベンツが、今後エントリーラグジュアリークラスとしてラインナップされている7車種を4車種へと削減することを発表しました。

このエントリーラグジュアリークラスは、Aクラス/Aクラスセダン/Bクラス/CLAクラス/CLAシューティングブレーク/GLAクラス/GLBクラスになると思われますが、これらの既存ラインナップから3車種が削減されるのはちょっと意外。

さすがに大人気モデルのGLBクラスやGLAクラスが廃止となることは考えにくく、メルセデスベンツとしてもSUVを主戦力としつつ、一部コンパクトカーの販売も力を入れていくと予想されます。

そして今回、新たなラグジュアリーモデルが追加設定されることが明らかとなりました。


おそらくフルモデルチェンジ版・新型CLAクラス?

今回メルセデスベンツのチーフデザイナーであるGorde nWagener氏が発表したのは、エントリーモデルの一つでありながらも、「すべてがデジタル化された最も洗練された、技術的に進んだ車になるだろう。その分野で真の高級車であることを約束できる」と説明。

今後更に進化していくであろう自動車の未来を切り開く重要な一台になるとのことですが、画像を拝見する限りだと4ドアクーペのようにも見えます。

なお一部の報道では、フルモデルチェンジ版・新型CLAクラスではないか?とも噂されていて、先ほどの通り「7車種から4車種へと削減」するのであれば、AクラスとCLAクラスを一つに統合することも考えれそう。

一方でデザイン性において評判の高いCLAシューティングブレークは、今のところ後継車種に関する具体的な情報は無く、引き続き販売が継続されるかは明らかになっていません。

デビュー時期は少し先となる2024年頃

なお今回発表されているMODERN LUXURYは、2024年にデビュー予定とのことで、プラットフォームは既に発表されているMMAが最も濃厚。

具体的なパワートレインまでは明らかになっていませんが、今のところピュアEVが設定されるとの情報はなく、もしかすると従来通り内燃機関が設定される可能性もあるとのことですが、排ガス規制や騒音規制絡みの影響で直4ターボ+マイルドハイブリッドに限定されるものと予想されます。

よりラグジュアリーなピュアEVクロスオーバーの新型EQE?

続いては、100%電気自動車モデルとなる新型EQEですが、こちらは2022年後半頃にデビューと言われています。

PROGRESSIVE LUXURYと呼ばれるこのモデルは、これまでラインナップされてきたEQシリーズのミドルサイズ的な立ち位置になると思われ、よりラグジュアリー性を高めた一台。

メルセデスベンツは今後、エントリーモデルのラインナップを簡素化しつつ、設備投資の75%以上をCクラス以上のモデルに注力していることも明らかにしているため、新型EQEが主要モデルとなることは間違いなさそう。

GLEクラスとは異なり、ステーションワゴンに近いロングルーフなSUVに?

なお上のティーザー画像にもある通り、ボディスタイルとしてはステーションワゴンに近い感じながらも、内燃機関モデルのGLEクラスとは異なる立ち位置になると思われます。

パワートレインについては、デュアルモーターを搭載することでシステム総出力469hp/最大トルク858NmのAMG 43相当になるか、システム総出力617hp/最大トルク950NmのAMG 53相当になる可能性がありますが、グレードもどこまで展開されるかは明らかになっていません。

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Reference:motor1.com①