(2023年)マイナーチェンジ版・トヨタ新型カローラスポーツが2022年10月に発表予定!1.2リッターターボ廃止で2.0リッターNAにアップデート…更に新型ノア/ヴォクシー同様に新世代ハイブリッド採用へ

2022-07-06

新型カローラスポーツが一気に商品力を高めて魅力的なハッチバックに進化するようだ

2022年10月に発表予定となっているマイナーチェンジ版・トヨタ新型カローラシリーズ(Toyota New Corolla)。

前回は、ステーションワゴンのカローラツーリング(Corolla Touring)と、セダンタイプのカローラの2車種に関するマイナーチェンジ情報をお伝えしましたが、今回はハッチバックタイプの新型カローラスポーツに関する最新情報が展開されているのでご紹介していきたいと思います。

今回のMC版カローラツーリングでは、ガソリンモデルに排気量1.5L 直列3気筒ダイナミックフォースエンジンが搭載され、ハイブリッドモデルは引き続き排気量1.8L 直列4気筒自然吸気エンジン+電気モーターを組み合わせた新世代ハイブリッドシステムが採用される予定ですが、てっきりカローラスポーツも全く同じパワートレインが共用されるのかと思いきや、一部異なることが明らかになっています。

早速その中身をチェックしていきましょう。


新型カローラスポーツでは、1.5リッターダイナミックフォースエンジンは採用されない模様

まず最も気になるパワートレインですが、これまでカローラスポーツに採用されていたガソリンモデルの排気量1.2L 直列4気筒ターボエンジンと、ハイブリッドモデルの第4世代ハイブリッドシステムが廃止となる予定です。

その代わりとして、以下のパワートレインがラインナップされるとのこと。

【(2023年)新型カローラスポーツのパワートレイン一覧】

◇ガソリンモデル:排気量2.0L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン

◇ハイブリッドモデル:排気量1.8L 直列4気筒自然吸気エンジン+第5世代ハイブリッドシステム

ハイブリッドモデルに関しては、フルモデルチェンジ版・新型ノア(New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)と同じ新世代ハイブリッドシステムが採用されるため、更なる燃費向上が期待されますが、ガソリンモデルは1.5Lダイナミックフォースエンジンではなく、北米市場などでも採用されている2.0Lダイナミックフォースエンジンを搭載するようです。

2.0リッターダイナミックフォースエンジンを搭載したカローラは、2020年5月に特別仕様車でも登場

ちなみに2.0リッターダイナミックフォースエンジンを搭載したカローラシリーズといえば、2020年5月に日本限定500台のみ販売された特別仕様車カローラツーリング”W×B 2000リミテッド”(Corolla Touring W×B 2000 Limited)が有名で、このエンジンが2023年モデルにて復活するというのは嬉しいところです。

エクステリアもより精悍に

続いてエクステリアですが、カローラツーリングなどと同じく、フロントヘッドライト意匠やフロントロアグリル、そしてリヤバンパーの一部が変更されるとのことで、より精悍な顔つきとなることが期待されます。

おそらく2022年4月1日に発表/同年末に日本市場でも販売予定となっている新型GRカローラのヘッドライト意匠が採用されるのではないかと思われ、よりカローラシリーズの商品力も高まってくるのではないかと思われます。

インテリアもマルチメディアやメーター系を大幅アップデート

続いて内装ですが、フルモデルチェンジではないため、大幅なレイアウト変更はないものの、やはり一番の注目はメーター類とディスプレイオーディオの改良・変更でしょうか。

新型カローラスポーツでは、エントリーグレードG”X”と中間グレードGに関しては7インチメーターが標準装備、上位グレードとなるG”Z”のみ12.3インチが標準装備され、何れもメーカーオプションの設定が無いのは意外。

一方でディスプレイオーディオに関してですが、これについてはエントリーグレードXを除き、以下が標準装備される予定です。

[エントリーグレードG”X”のみ標準装備]

◇ディスプレイオーディオレス(車載通信機付き)


[中間グレードG/上位グレードG”Z”のみ標準装備]

◇8インチディスプレイオーディオ(次世代コネクティッドナビ対応)

◇テレビ機能

◇前方のみ録画可能なドライブレコーダー付自動防眩ミラー

◇ETC1.0(ETC2.0はメーカーオプション)

◇HDMI端子(ディーラーオプション)


[メーカーオプションのディスプレイオーディオ]

◇10.5インチディスプレイオーディオPLUS(次世代コネクティッドナビ対応)

◇テレビ機能

◇HDMI端子

◇ドラレコ連動機能

◇SmartDeviceLink廃止

メーカーオプション扱いとなる10.5インチディスプレイオーディオPLUSも、新型アクア/ノア/ヴォクシーから始まり、このあとに発売されるフルモデルチェンジ版・新型シエンタ(New Sienta)でも採用予定なので、今後は低価格帯~中価格帯のモデルにはどんどん採用されていくのかもしれないですね。

なお今回のマイナーチェンジにより、新型カローラスポーツではCD/DVDデッキが廃止となるのはちょっと残念なところです。

2ページ目:新型カローラスポーツのボディカラーやグレード構成、価格帯は?