トヨタからお叱りを受けそう…中国傘下企業がアルファードのパクリモデル・新型Skorpius AS100を発表!フロントマスクからボディスタイルまでアルファードそっくり

アルファード顔のAS100はプロトタイプとの話だが…?

改めて、インドネシア市場にて販売予定の新型Skorpius AS100を見ていきましょう。

見れば見る程にトヨタ・アルファード顔で、フロントエンブレムを移植すればアルファードとほぼ大差なし。

特にフロントグリルに関しては、本物のアルファードのグリルをそのまま移植したのでは?と思うほどにそっくりで、もしかするとヘッドライト意匠などもそのままの可能性も考えられそう(トヨタからお叱りを受けなければ良いのですが…)。

なおこのモデルについては、PT Handal Indonesia Motorの施設にてCKDが販売および生産する予定だそうで、あくまでも今回発表されたのはプロトタイプモデル。

YediU.Sondy氏によれば、「最終的な量産モデルでは、このようなエクステリアにはならないだろう」とコメントはしているものの、デザインベース自体は大きく変わらない?との情報もあるようです。

スコルピウスは元々イギリスメーカーだった

ちなみにスコルピウスは、イギリス発のメーカーながら、先述の通り、後に中国企業Hascar Automotive Groupによって買収されたブランド(MGブランドと同じ末路を辿らなければ良いのだが…)。

その後、この中国企業はジープやクライスラーを含む欧州ブランドの販売代理店であることが明らかになっていますが、今後排ガス規制により電動化が推進されることを見越して、徐々にピュアEVモデルの販売へと切り替えるための活動が進められています。

インドネシア市場では、その第一弾としてアルファード顔のAS100がデビューしたわけですが、正式な発売前から色々と波紋を呼ぶようなモデルとならないことを祈るばかりです。


中国ではレクサスRX顔のピュアEVクロスオーバーも

なお中国企業では、先ほどのアルファード顔のコピーモデルだけでなく、上の画像の通りレクサスRXに激似のコピーモデルを発表済み。

このモデルは、中国の新世代ピュアSUVクロスオーバーとなるTuxin新型T700(图新汽车 T700)と呼ばれる一台。

そしてTuxinは、中国の電気自動車業界のハイエンドブランドとして位置づけられているそうで、2025年には全世界のEV業界を担うトップリーダーになることが期待されているそうです。

そんなトップメーカーのTuxinが、レクサスRXにそっくりなピュアEVモデルを発表してくるのも驚きですが、最終的に市販化されたかどうかは不明。

ちなみに内装はこんな感じ。同じ中国メーカーのBaojun・510の内装をそのままコピーしているそうで、基本的にTuxinがオリジナルで開発を進めたのはバッテリやモーターぐらいと予想されます。

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Reference:kumparan.com