(2023年)スバル新型BRZの10周年記念特別仕様車(200台限定)が初日で完売!この他スバルやホンダ等「初日で完売した特別仕様車たち」を見ていこう

発売日初日で即完売した特別仕様車たちを見ていこう

ここからは、新型BRZ S”10th Anniversary Limited”のように「初日で完売した特別仕様車」たちを見ていきたいと思います。

①:スバルWRX STI  RA-R(日本限定500台)

まずは、同じスバルからとなる2018年7月19日に日本限定500台のみ発表・発売された特別仕様車&コンプリートカーのWRX STI TYPE RA-Rですが、発売後僅か1日で即完売した幻のモデル。

「STI最強エンジン搭載の軽量コンプリートカー」として注目を浴びたTYPE RA-Rですが、パワートレインはS208にも採用された排気量2.0L EJ20型水平対向4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力329hpを発揮。

またこのモデルは、「軽さ・速さ・愉しさ」をテーマにした一台で、クルマの本質である「走る・曲がる・止まる」という性能を極限まで突き詰めたSTI創立30周年記念モデルでもあるため、スバリストが求めた究極の一台でありながらも、数多くの転売ヤーも購入したと言われています。

g単位での軽量化を積み重ねて完成したTYPE RA-Rは、S208/S207と比較して約30kgも軽く、ベースであるWRX STIとの比較でも約10kgの軽量化を実現しています。


②:ボルボS60 T8ポールスターエンジニアード(日本限定30台)

続いては、ボルボが2019年11月5日に日本限定30台のみ販売した特別仕様車S60 T8ポールスターエンジニアード(Volvo S60 T8 Polestar Engineered)。

こちらも発売日初日に即完売した注目モデルで、S60をベースにしたハイパフォーマンス仕様となるわけですが、T8 Twin Engine AWDパワートレインをベースにポールスターによって特別チューニングを施すことで、システム総出力420PSを発揮。

更にツインターボエンジンをベースにプラグインハイブリッド(PHEV)を採用しているため、環境性能も両立した理想的な4ドアクーペ。

ただ単にエンジンスペックを向上させるだけでなく、シャシーに専用オーリンズ製DFVショックアブソーバー(22段階調整)や、ブレンボ製フロントブレーキ(371mm/6ピストン)を標準装備しています。

③:ホンダ・シビックタイプRリミテッドエディション(日本限定200台)

そして最後は、こちらも発表・発売日の初日に完売したことで有名なホンダ・シビックタイプR(Honda Civic Type R, FK8)の日本限定200台のみとなるリミテッドエディション(Limited Edition)。

ロットナンバー1~10の10台分に関してはネット抽選、ロットナンバー11~140の130台分が各県の「シビックタイプRを多く売った」代表ディーラーに1~2台振り分けられる特別販売枠、そしてロットナンバー140~200の残り60台が先着オーダー枠となるわけですが、もちろんこれら全てが即日完売。

特に60台の先着オーダー枠に関しては、初日オーダー日となる2020年10月9日の午前9時スタートと同時に僅か「6秒」で完売したという伝説を残すほどですが、このモデルも転売目的にて購入していた方も少なくはなく、実際のところ中古車市場でも新車価格550万円(税込み)に対して、1,200万円以上にて転売されていたのも記憶に新しいかと思います。

ちなみにこのモデル、従来のFK8に比べて以下の専用装備が標準設定された究極のFFモデル。

◇BBS製20インチ鍛造アルミホイール×ミシュラン製パイロットスポーツカップ2タイヤ

◇アダプティブダンパーシステムとEPSを専用セッティング

◇シリアルナンバー入りアルミ製エンブレム

◇徹底した軽量化
・ルーフライニング防音材
・リアインサイドパネル防音材
・ダッシュボードアウター防音材
・フロントフェンダーエンクロージャー

◇専用ボディカラー「サンライトイエローII」 等

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