(2023年)フルモデルチェンジ版・レクサス新型RX500h F SPORT Performanceのインプレッション動画が公開!ボディカラーはソニックカッパー、内装はちょっと残念なところも?
引き続き、レクサス新型RX500h F SPORTをインプレッション
運転席周りのレイアウトは新型NXとほぼほぼ共通っぽい
引き続きレクサス新型RX500h F SPORT Performanceのインプレッション動画をチェックしていきましょう。
続いて個人的にちょっと気になっていたフューエルリッド(給油蓋)の解錠方法ですが、先代のようにキーがアンロックのときに、給油蓋を指でプッシュしてオープンするものではなく、新型NX同様に車内のガソリンスタンドマークのスイッチをプッシュするタイプに見えるということ。
これも個人的には非常に残念なポイントだと考えていて、給油する際に給油蓋を解錠するを忘れてしまった場合、いちいち運転席側のドアを開けなければならない事、そして(一度経験したのですが)ステアリングでボタンが隠れてしまっているため、上のODOメータースイッチと間違えて押してしまったことがあったため、この位置にスイッチを設けるのはどうなんだろう…というのが正直なところです。
新型NXに続き、フロントフードボンネットにはツインロックを採用
そしてもう一つの注目ポイントは、フロントフードのキャッチャー(ラッチ)。
いわゆるボンネットをロックするためのツメになりますが、これも新型NX同様にセンターだけでなく両サイドに設けられたツインフードロック機構を採用しています。
レクサス車では新型NXより初採用となり、ボディ剛性向上だけでなく、ボンネットフードを閉じた際の車体剛性アップを実現しているところもポイントで、それが新型RXにも採用されたことは嬉しいポイントだと思います。
アドバンスドドライブ採用により、ドライバー監視システム付なのは有難い
続いてコックピット周りですが、センターに設けられた14インチディスプレイオーディオPLUSは新型NX同様であるものの、運転席側のステアリング中央上部に、アドバンスドドライブ(渋滞時支援)が設けられているのはグッドポイント。
これは新型NXには採用されておらず、トヨタ新型ノア/ヴォクシーに採用されている予防安全装備の一つで、運転時のドライバー視線や姿勢を注意するための機能の一つでもあり(運転中に飲み物を飲んでいても注意される)、わき見運転を防止してくれるための機能でもあるため、新型NXと差別化する上では必須アイテムかもしれませんね。
新型NXからの新鮮味や特別感があるか?と云われると微妙
細部の質感などは新型NXと若干異なるものの、やはり一段階上のミドルサイズSUVということであれば、新型NXとの差別化を図る意味でも、当初採用されると噂されたAR技術付のヘッドアップディスプレイ(HUD)や、フルデジタルメーターを採用するなどの差別化があっても良いのでは?と思ったり。
あとはセンターシフト周りのレイアウト(オーナメントパネルは異なりますが)が、新型NXと何ら変化していないということ。
これも操作性を共通化や部品を共有化することによる開発コストの低減などが考えられますが、新型NXとの差別化に加え、ワンランク上のSUVとは思えない「特別感の無さ」が引っ掛かるところで、個人的にはもうちょっと思い切ったデザイン変更をしてみても良いのでは?と思ったり。
操作性は確かに良いと思いますし、実際に新型NX350h F SPORT(2WD)を所有している身としては十分満足度は高いですが、「新型RXも同じレイアウトなのかぁ」と考えると、新型NXよりも更に高いお金を支払う価値があるのだろうか…と考えるのが私の正直な感想です(あくまでも私の勝手な感想なので聞き流す程度で見てもらえると幸いです)。
【*HANDS ON* The 2023 Lexus RX 500h FSP isn’t your Grandma’s Lexus】